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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 222

11月22日が土曜日で、24日は勤労感謝の日の振り替え休日となり、試験直前が3連休になる。これは結構ありがたい。「試験前最後の悪あがき」に使える。
「とりあえず……世界史はもう良いか。英数に力を注ごう。」
僕は独り言を言いながら問題集と格闘した。
コンコン
「お兄ちゃ〜ん。お夕飯だよ〜。」
沙耶の声がしたので僕は問題集を閉じ、食卓へ向かった。
ガチャ
「あ、お兄ちゃん遅いよぉ。」
茜に文句を言われた。
「ごめんごめん。」


「ご馳走様。」
「私が洗っておくわ。」
お姉ちゃんが皿洗いをしてくれる。
「舞お姉ちゃんありがと〜。」
沙耶が言うと、
「私はもう受かったからね。沙耶たちはこれから頑張ってね。」
と答えた。
「うん。お姉ちゃんありがとう。」
と僕は言い、茜も
「今はお姉ちゃんに甘えるね。」
と言い部屋に向かった。
「ふぅ……」
僕は学習机の椅子に腰掛け溜め息をついた。
(明日からテストか……『最後の抵抗』でもしておくか。)
ノートを開き、出来なかった部分のおさらいをし、早目に寝ることにした。
寝室では沙耶が既に寝ている。茜はこのテストが勝負なのでまだ勉強しているようだ。
(そうだ。)
僕は台所でコーヒーを淹れ、茜の部屋に持って行きった。そして
「頑張ってるね。」
と一声かけ、机にコーヒーを置き、
「先に寝るね。」
と茜の部屋を後にした。
「ありがとぉ。」
茜の声を背中に聞いたので僕は振り向いた。そして
「頑張りすぎないでね。」
とだけ言い、寝室に向かった。
例によって僕は沙耶の隣に寝る。沙耶と逆側の隣には茜が寝るのだ(『初体験はお姉ちゃんそして……』201ページ参照)。
僕は沙耶を起こさない様そっと横になった。
「んにゅ……あ、お兄ちゃん……」
「ごめん、起こしちゃったね。」
「……ねえ……キスして〜……」
「テストが終わってからって決めたからね。」
沙耶の誘いをかわし、僕は横になった。
「……おやすみ〜。」
やや不満そうだったが、沙耶は素直にそう言い目を閉じた。

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