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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 212

その後6回になるとほぼ完全に相手打線が沙耶の球にタイミングを合わせてきた為、ピッチャーは中3の男子に交代。沙耶はライトに回った。
ビシュ!
ズバーン
今度は速球である。相手打線はそれを見逃したり空振りしたりして3者連続三振である。
「スゲーな……」
「最初ッからあいつでも良かったんじゃ?」
「いや、あの球じゃ長いこと投げられんだろ。」
その後は両軍無得点のまま9回。マウンドにはホームランを打った野球部の先輩が立ち、打席には中学の野球部主将で左の主砲が入った。頂上決戦である。
第一球
ビシュ
ズバーン
「ストライ〜ク!」
第二球
ビシュ
カキイィ〜ン
快音を残して打球はライトへ
「あ、しまった!」
そう。ライトは沙耶が守っているのだ。
「あ〜ダメだ……」
打球はそのままスタンドへ。誰が守っていてもこれは防ぎようがない。1点を返され3対1、得点差は2点となった。
しかし相手の反撃もそこまで、
「ゲームセット!」
3対1で第一試合は勝利。
「わ〜やった〜。お兄ちゃんやったね〜。」
「勝利投手は沙耶だね。」
「頑張ったよ〜。」
「お疲れ。」
「あ、先輩、ナイスホームランでした。」
「君に続こうと思ったからな。」
「はい、お疲れ様でした。」
「ね〜お兄ちゃ〜ん、舞お姉ちゃんの試合見に行こ〜。」
「そうだね。」
そんなこんなで球技大会は続く。
「さて、前半戦終わったわね。」
「お兄ちゃ〜ん、お昼食べよ〜。」
「そうだね。茜は?」
「遅くなってごめんねぇ。」
早速お姉ちゃんのお手製弁当の蓋を開ける。4人分がワンセットだ。3段重ねで1段目が日の丸とその隅に沢庵、二段目には卵焼きやタコさんウィンナー、煮物、サラダ、肉団子などのおかずが、三段目にはフルーツや甘味が入っている。
「3段目はおやつの時にしましょう。」
「いただきま〜す。」
「いただきまぁす。」
「お姉ちゃん、いただきます。」

ピッピッピィ〜ッ
「試合終了!」
ワアァ〜ッ!!
「礼。」
「ありがとうございました。」
「ふぅ〜っ。」
「疲れたぁ。」
全試合が終了して表彰式。なんと沙耶が3試合で先発投手を務め、3勝を挙げたためMVPとなった。

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