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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 21

9月3日、いつも通りの授業が進む。
「……今日はここまで。しっかり宿題をやってくるように。」
「起立、礼。」
「ふぅ。もう昼か。」
「おい、オマエ『愛しのお姉ちゃん』が来てるぞ。」
「ありがとう。でも一言余計だよ。」
「悪ぃ悪ぃ。でも羨ましいよなぁ……あんな姉貴が居て。」
そこは否定しない。その通りだ。
「お姉ちゃん如何したの?」
「今日急用でね、遅くなるみたいなの。だから夕飯作ってくれるかな?それで先に食べちゃっててもいいから。」
「了解。」
「目処がついたら早めに帰るから。」
「うん。でも慌てないで。『急いては事を仕損じる』って言うから。」
「うん。ありがと。」
「じゃあね。」
僕は教室に戻って自分の席につく。
「何だぁ、オマエ嫌に素っ気無いじゃないか。」
ニヤニヤしながら冷かして来るやつが居る。
「なるほど……そういう事か。」
「な、何だよ?」
「いや。冷かして来る理由は僕をからかってるだけじゃないかと思ってね。目当ては僕じゃないでしょ?」
「う……」
「図星か。」
僕はそう言うと昼食のカツサンドの包み紙を剥し、食べ始めた。
午後の授業はあっという間に終わった。まあ世界史は僕の得意教科だからあまり力を入れていないので疲れないだけかも知らない。
「さて、今日は部活も休みだし……」
下駄箱で独り言を言いながら靴を履き替えた。
「よぉ。今日カラオケ行かねぇか?」
「ありがとう。行きたいのは山々だけど、やらなきゃいけないことがあるから。」
「そっか。じゃあ又の機会にな。」
僕は電車で家に向かい、駅前スーパーに向かった。
「今日のメニューは何にしようか……」
計画性のない僕はスーパーに行って価格を見てからその日の献立を考える。
「これ簡単そうだけど……茜が文句言うか……」
冷凍食品やレトルト等で食事を作ると茜はすぐに気付くのだ。仕方なく今日も食材を買って料理をする事にした。
「ただいま。」
「お帰りぃ。」
部活のない茜は既に私服に着替えている。さっきまで部屋に居たのだろうか。二階から降りてきたところだった。
「頑張ってるね。」
「今学期だけだよぉ。三学期はどうでも良いからぁ。」
「そっか。じゃ僕は夕飯の支度してるからなんかあったら台所においで。」
「ありがとぉ。」
「さてと……」
僕はエプロンをつけカボチャをレンジにかける。
「それから……」
買ってきた鮭の切り身を取り出した。
「え〜と如何するんだっけ……」
頭の奥底にある記憶を引き出す。
「塩コショウをして……」
「ただいま〜なんか手伝おうか〜?」
沙耶が帰ってきた。
「お帰り。ありがたいけど、その前にまず制服を着替えておいで。」
「また〜ママみたいなことを〜。」

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