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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 158

放課後も合唱祭の練習だ。今日は体育館を借りれる日なのでピアノもあることだし特に気合を入れていく。
「では合わせるわよ。」
「ではお願いします、1、2、3、4」
「母な〜る〜 大地〜の〜 ふと〜ぉこ〜ろ〜に〜」
バス(男性低音)に目を向ける。
「我ら〜」
テノール(男性高音)に指示を出す。
「人の子〜の〜」
正面を向き指揮を続ける。女声パートがかぶさって
「喜び〜は〜 ある〜。」
と歌い上げる。
「ちょっと待った。」
学級委員長が止めた。僕は手を頭の上で軽く振って全体を止めた。
「全体がもうちょっとからむと良いわね。」
「そうですね。ではバスの『我ら〜』からもう一回やってみましょう。」
「我ら〜」
「人の子〜の〜」
「喜び〜は〜 ある〜。」
そしてバス、テノール、アルト、ソプラノの4声が合わさり
「大地〜を〜愛せ〜よ〜 大地〜に生〜き〜る〜。」

「そろそろ終わりにしましょう。部活もあるでしょうから。」
学級委員長がとりあえず締めた。
体育館の舞台からクラスメイトが帰り支度をしている中、僕は伴奏者と簡単に打ち合わせをした。
「では一応楽譜に沿いますけど、指揮は時々見てくださいね。」
「ええ、そのくらいの技量はあると自負してるから。」
自信のある伴奏者でよかった。
「では失礼します。」
僕は音楽室に向かった。
「遅れました。」
「丁度良かったわよ。今までここは合唱練習で『占領』されてたから。」
「そうですか。」
「じゃあ皆用意して。」
各自が楽器を組み立て音出しを始めた。
「じゃあ僕はCD聞きながら練習しますね。」
「そうね。じゃあ……5時前になったら合奏しましょう。」
タ〜ンタ タ〜ンタ タタ タタタ〜
タ〜ンタ タ〜ンタ タタ タタタ〜
タッタ〜 タァラッタタッタッタ〜
タァラッタタッタッタ〜
タララッタタッタッタ〜
タァラッタ タッタッタラララ タッタッタラリラ
タッタッタラリラル〜

「は〜い注目。合奏隊形に並んで〜。」
「皆さん大体譜読みは終わりましたか?」
「終わったよ〜。」
「大体OK。」
「問題ないわ。」
「そうですか。では頭からゆっくり目に行きます。1、2、3、4。」
タ〜ンタ タ〜ンタ タタ タタタ〜
タ〜ンタ タ〜ンタ タタ タタタ〜
「アクセントを意識して。」
タァラッタタッタッタ〜
タララッタタッタッタ〜
タァラッタ タッタッタラララ タッタッタラリラ
タッタッタラリラル〜
「優しく。」
タ〜ラ〜
タラッタ タラッタ タラッタ タタタタ タッタッタ

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