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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 157

次回の吹奏楽部の曲はモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークとなった。
「じゃあ早速練習開始ですね。」
「先生。バイオリンとかヴィオラが無いのに何でこれにしたんですか?」
「だから良いんじゃない。審査員の受けも良いわよ。」
「編曲はしたんですか?」
「パート入れ替えただけよ。」
これは大変そうだ。
「ちょっと良いですか?」
まずはパーカッションだ。
「バスドラムを専任で一人にやってもらうわけですね。でしたらここの所にも入れてみてください。」
僕の所属している吹奏楽部では多少の編曲は指揮者の権限で出来る。しかしこれに慎重を期すのは言うまでもない。
「ちょっと打楽器だけで頭から練習番号C´までやってみてください。1、2、3、4」
ドンタタ ドンタタ ドド ドンドン
「なるほど。」
これに
タ〜ンタ タ〜ンタ タタ タタタ〜
と重なるわけだ。

「お疲れ様でした。お先に失礼します。」
練習が終わると僕は真っ先に帰る。
「ただいま。」
「あら、お帰り。沙耶が帰ってくるのとほぼ同じね。」
「そうなの?」
「沙耶は〜今帰ってきたトコ〜。」
なるほどまだ制服姿だ。
「アンタ頑張ってるんだってね。」
「え?」
「吹奏楽も合唱も。」
「まあね……」
「頑張りすぎないでね。」
「うん。ありがとう。」
夕食は
・ご飯
・秋刀魚のおろしポン酢
・秋野菜(大根、春菊、ほうれん草)のお浸し
・蕪の漬物
・ネギと油揚げの味噌汁
である。
「舞お姉ちゃん凄〜い。」
「今日は『純和食』だねぇ。凄ぉい。」
「お姉ちゃんには敵わないや。」
「ありがと。」
「いただきま〜す。」
「頂きまぁす。」
「僕も頂きます。」
「はい召し上がれ。」
翌日
「合唱祭は11月1日、土曜日だよね。」
「いくらなんでも練習期間が短いわよね。」
「歌う側も大変だろうと思うけど、指揮も大変だよ。」
「だから伴奏逃げたのか?」
朝のホームルームでの練習の合間にちょっとした皮肉が舞う。
「一回合わせるわよ。」
学級委員長の一言で合唱が始まった。
「行きますよ。1、2、3、4」
「母な〜る〜 大地〜の〜 ふと〜ぉこ〜ろ〜に〜」

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