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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 139

食事を終えた直後は酔うとまずいのでシアターコーナーだ。この辺、沙耶もよく考えている。
「では皆さん、お楽しみください。」
ナレーターの声とともにシアターが始まった。
『森の小人、ドワーフのお話をご存知ですか?魔法も使える小人たち、そう。このひげを生やしている彼らこそそのドワーフなのです。』
北欧の物語だ。
『彼らは普段、石や木を使ってさまざまなものを作り、信仰に纏わる魔法を操り……』

「面白かったぁ。」
「ひげを生やした小人なんて可愛いな〜。」
「次はどこに行くのかしら?」
「これだよ〜。」
「UMA研究所?」
「お姉ちゃん、たぶんそれはユー・エム・エーじゃないと思うよ。」
「そうなの?」
「お兄ちゃん大正解〜。舞お姉ちゃん、それは『ユーマ』って読むんだよ〜。」
「どういう意味なの?」
「ツチノコとか〜ネッシーとか〜雪男とか〜そういうの。」
「他にもペガサスとかぁ……」
「茜、それは『フライングホース』って呼ぶんだよ。UMAは『アンアイデンティファイド・ミステリアス・アニマル』の略。」
「ふ〜ん……」
お姉ちゃんだけが不思議そうな顔をしていた。
「こんにちは。フリーパスで。」
「はい。ごゆっくりどうぞ。」
「え〜と……あ、早速ユニコーンだねぇ。」
「何これ?馬に角が生えたの?」
「そんな感じだね。一角獣の代名詞だね。あれ?沙耶大丈夫?」
「……え?あ…大丈夫だよ〜。ちょっとびっくりしちゃっただけ〜。」
「そうなら良いけど。次は……」
「ペガサス…じゃなくてぇ何だっけ?」
「フライングホース。」
「そうそれぇ。あ、ここに説明が書いてあるぅ。」
「わ〜乗ってみたい〜。」
ネッシー、人魚、ツチノコ、竜、雪男、大タコ(クラーケン)などを見て回る。
「すごいわね……。まゆつば物もあるけど。」
「舞お姉ちゃ〜ん、それを言っちゃだめだよ〜。」
「でもぉ舞お姉ちゃんも、沙耶も。お兄ちゃんも楽しんでたでしょぉ?」
「僕は面白かったよ。」
「沙耶も〜。」
「まあまあかしら?」
「次は空中ブランコだよ〜。」
「うわぁ…並んでるぅ。」
「日曜日だからしょうがないよ。」
「そうね。でも一度に乗れる人数は多いわよ。」

『シートベルトをつけてください』
ビィー
「わぁ〜っ!!」
「きゃぁ〜!」
「うおぉ〜っ!!」
「落ちるぅ〜!!」
周りの景色が飛んでいく。下を見ると地面が流れていく。しかし、酔いそうな感覚はない。規則的な動きだからだろうか?

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