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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 131

「ふぅ。如何だったかしら?」
「美味しかったよぉ。」
「沙耶も満足だよ〜。」
「アンタは?」
「食べ過ぎた感じ……」
「沙耶が手伝ってあげたのに〜。お兄ちゃんだらしないよ〜。」
「ふふふ。ボーイさん、飲み物お願いします。」
「はい。かしこまりました。」

パパイヤジュースにはクリームがホイップされており、いちごオーレにはアイスクリームが浮いている。
「凄〜い。デザートみたい〜。茜お姉ちゃんのも凄いね〜。」
「ビックリだよぉ。」
ブルーベリーティーとコーヒーは普通かと思ったが
「コーヒーのお客様、宜しければクリームをホイップ致しましょうか?キャラメルもございますが如何ですか?」
「そうね……。」
お姉ちゃんはミルクとガムシロップを入れたコーヒーをかき混ぜながら
「せっかくのサービスだから入れてもらうわ。」
と言った。
「こちら、紅茶のお砂糖とミルクでございます。」
そう言いボーイさんは下がっていった。
「なんだかどれもデザートみたいだね。」
「舞お姉ちゃんのも〜普通のコーヒーじゃないもんね〜。」
「そうね。ここまで甘くしちゃうとコーヒーとは違うものね。」
「でもぉお兄ちゃんのはちょっと違うよぉ。」
「僕はそんなに食べられないから。」
「でも〜沙耶は〜フルーツ欲しかったな〜。」
「後でルームサービス頼んであげるわよ。お風呂上りにでも。」
「でもそんなの払えないよ〜。」
「私の奢りで良いわよ。」
「じゃあ私もぉ。」
茜も元気に手を挙げた。
「はいはい。ホラ、早く飲んじゃいなさい。」
「でも〜一気飲みするモンじゃないよ〜。……ってお兄ちゃんが言ってた〜。」
「え?そうだっけ?」
「マナー教室してくれた時だよ〜。」
「何て言ったっけ?」
「お水は〜『料理の間に一口飲んでも良いけど一気飲みはだめ』って言ったじゃ〜ん。」
「そんな様な気もするけど……」
「夏休みの初日だよ〜。」
「あぁ、フランス料理の時だね。」
「そ〜だよ〜。緊張したんだから〜責任取ってよね〜。」
「なんかちょっと違う気がするけど……」
「他にも色々言ってたよね〜。」
「そうだったね。」
「フォークとナイフは外から使うとか〜お皿は持ち上げちゃダメとか〜落としたナイフは拾わないで持ってきてもらうんでしょ〜。」
「フォークとナイフの順番を間違えたら?」
「ボーイさんがくれる〜。」
「紅茶に入れたレモンは?」
「え〜と……あ、潰しちゃだめなんだよね〜。」
「正解。よく覚えてるね。」

注:フランス料理でのマナー教室については前作「初体験はお姉ちゃんそして……」(完結)を参照してください。

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