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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 116

10月4日、都大会当日だ。
「行ってきます。」
「行ってきま〜す。あ〜お兄ちゃん待ってよ〜。」
「朝からバタバタするなよ。」
「だって〜お兄ちゃんが先に行っちゃうから〜。」
「お願いがあるんだけど。」
「何〜?」
「落ち着かせて。その為に沙耶も落ち着いて。」
「ごめんなさ〜い。」
ポポポポ〜ン
『まもなく一番線に……』
「間に合った〜。」
ガタン、タタン……
「次でまた皆を拾うのかな?」
「そーだよ〜。」
「じゃあ降りるか。」
「ありがと〜。最近は嫌がらないね〜。」
「沙耶に逆らわないことにしたから。」
「教育の成果かな〜?」
「ちょっと違うと思うけどね。」
「あ、降りるよ〜。」
「沙耶ちゃん!」
「真奈ちゃ〜ん早いね〜。」
アルトサックスの女の子が一番乗りだ。

中学生を全員集めて高校に到着。
「おはようございます。」
「あ、おはよう。中学生ちゃんと連れて来てくれたのね。」
「ええ、沙耶が全員に回してくれたようです。」
「そう。沙耶ちゃんありがとう。」
「楽器の搬入は前回と同じですか?」
「そうね……でも沙耶ちゃんはお兄さんのメンタルケアをしてあげたほうが良いかもね。」
「は〜い。」
「そんなにご心配されなくても……」
「でも君、真っ青よ。」
「そ、そうですか?」
「まぁある程度は緊張してた方が良いんだけどね。乗りましょ。」
「はい。」
バスの座席は自由だが、案の定沙耶は僕の隣に座った。
「お兄ちゃ〜ん、深呼吸だよ〜。それからね〜手のひらに『人』って書いて〜……」
「気を使ってくれるのは嬉しいけどあんまりやられると逆に疲れるよ。」
「ふ〜ん。じゃ〜これは〜?」
沙耶が体を預けてきた。
「バ、バカ!寿命が縮まる!」
「みんな〜注目〜。」
部長がマイクを取った。
「これから都大会だけどあんまり緊張しないように。それから、悪い想像はしないこと。今から都大会を突破して関東大会で演奏する曲を考えるくらいにしましょう。」
「はいっ。」

あっという間に会場入りだ。
「じゃあ楽器搬入ね。沙耶ちゃんは……」
「部長沙耶も使ってください。沙耶といると気疲れします。」
「……そう?」

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