PiPi's World 投稿小説

姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

の最初へ
 108
 110
の最後へ

姉、僕、妹、妹 110

僕は指揮棒を振り上げた。
「頭から……1、2、3、4。」
タン、タンタタ タンタンタン
タン、タンタタタ〜
「優しく……丁寧に。」
ダ〜ン タ〜ン タンタンタン
「『さんぽ』ですよ。」
タッタッタ〜 タッタッタ〜
タタッタ タ〜タッタタ〜
「楽しい感じで。」
タッタタッタ タッタ〜タ〜
「『君を乗せて』です。柔らかく……」
タラタ〜タ タ〜タ〜タ〜(タァララララララ)
タタタ〜タ タ〜ラ〜ラ〜(タタタ〜)
「グロッケン!」
カンカン カ〜ンカカ〜ンカ〜ン カンカン カンカン
カンカンカンカン カン カン
「『もののけ姫』へ!」
ルララララ〜 ララ〜
「トランペットを乗せて。」
ララ ラララララ〜ラ ラ〜ラ〜ラ〜
タラララ ララ〜ララ〜
「『ポニョ』に入りますよ。3、4!」
タァンタタ〜タタタ タタタタタ〜
タァラッタ タァラッタ タァラタタタ〜(ピポポ)
「『ポニョ』をもっと意識して!」
タァラッタ タァラッタ タァラタタタ〜
ジャァン
「金管低音『カントリーロード』」
タラタ〜 タララァタ〜
タラタ〜 ラタラ〜
そして
タ〜ラ タラ〜タ〜 タラタ〜タ〜ラ〜
とフルートが引継ぎ
「エンディングです。」
タララララ〜
タララララ〜
タララララ〜
「accel.(段々速く)!」
ダァ〜ン ダダ〜! ダァ〜ン ダダ〜!
ダァ〜ン ダダ〜! ダァ〜ン ダダ〜!
「もっとcresc.(だんだん強く)!でも丁寧に。」
タッタッタッタッ
タッタッタッタッタ〜
タ〜ン タタァ〜ン!!
「……はいっ。」
僕は音を切った。
「さて、とりあえず最後まで行きましたね。」
「そうね。じゃあちょっと切りながら練習しましょうか。」
僕は気になったところを少しずつ言った。それもすぐに克服したため、とりあえず今日は終わりになった。
「お疲れ様〜。」
「お疲れ〜。」
「お先です。」
ぞろぞろと部員が出て行く。
「お兄ちゃん帰ろ〜。」
「また沙耶は……」
「良いわよ。沙耶ちゃんと先に帰っても。」
「すみません。では部長お先に失礼します。」
「うん。お疲れ。」

SNSでこの小説を紹介

近親相姦の他のリレー小説

こちらから小説を探す