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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 105

「じゃあもう一回あわせるわよ。」
合奏隊形になり
「頭から行きます。ワン、ツー、スリー、フォー。」
タン、タンタタ タンタンタン
タン、タンタタタ〜
タン、タンタタ タンタンタン
「良くなりましたよ。」
タタタタ タンタンタ〜
「調子が変わりますよ。」
タッタッタ〜 タッタッタ〜
タタッタ タ〜タッタタ〜
「楽しそうになりましたね。『君を乗せて』に行きますよ。」
タラタ〜タ タ〜タ〜タ〜
タタタ〜タ タ〜ラ〜ラ〜
僕はすばやくグロッケンの方を向いて
「はい!」
と言った。
カンカン カ〜ンカカ〜ンカ〜ン カンカン カンカン
カンカンカンカン カン カン
ルララララ〜 ララ〜
『もののけ姫』がグロッケンのメロディーを引き継いだ。
ルラララ ラ〜ララ〜
「優しそうに……トランペットがそこに乗って。」
ララ ラララララ〜ラ ラ〜ラ〜ラ〜
タラララ ララ〜ララ〜
タァンタタ〜タタタ タタタタタ〜
タァラッタ タァラッタ タァラタタタ〜
「早くならないように」
タァラッタ タァラッタ タララッタ タララッタッタ〜
「チューバとトロンボーンで」
タラタ〜 タララァタ〜
タラタ〜 ラタラ〜
「フルート!」
タ〜ラ タラ〜タ〜 タラタ〜タ〜ラ〜
「いいですよ。」
そしてエンディング
タン!タンタタ タンタンタ〜ン
「もっと激しく!accel.(段々早く)!。」
タララララ〜
タララララ〜
タララララ〜
タ タッタッタッタッタッタッタッタ
「強く!」
ダァ〜ン ダダ〜! ダァ〜ン ダダ〜!
ダァ〜ン ダダ〜! ダァ〜ン ダダ〜!
「cresc.(だんだん強く)して!」
タッタッタッタッ
タッタッタッタッタ〜
タ〜ン タタァ〜ン!
僕は両手を挙げ、そして音を切った。
「フゥ〜ッ。」
僕は手を降ろし大きく息をついた。それを見た部長が
「ダメよ。」
と言った。
「はい?」
「気を抜いちゃダメ。」
「はっはい。」
「それも審査対象だからね。」
「はい。ご忠告ありがとうございます。」
「でも指揮は良かったわ。」
「はいっ。」
「演奏も今迄で一番よ。」
「そうですね。」
「じゃあ今日はここまで。明後日は中学生も呼ぶわよ。」
練習が終わった。

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