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姉、僕、妹、妹
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉、僕、妹、妹 104

月曜になった。
「今日は通しでやってみましょう。」
部長が言った。
「では4時に開始で良いですね。」
「良いわよ。」

4時
「合奏の隊形になって〜。」
あっという間に全員が並んだ。
「行きますよ、ワン、ツー、スリー、フォー。」
タン、タンタタ タンタンタン
タン、タンタタタ〜
「心の中で唄って〜。」
タタタタ タンタンタ〜
ダ〜ン タ〜ン タンタンタン
「トトロの『さんぽ』。」
タッタッタ〜 タッタッタ〜
「楽しそうに。」
タッタタッタ タッタ〜タ〜
「『君を乗せて』です。」
タラタ〜タ タ〜タ〜タ〜
「流れるように。次グロッケン!」
カンカン カ〜ンカカ〜ンカ〜ン カンカン カンカン
カンカンカンカン カン カン
「もののけ姫!」
ルララララ〜 ララ〜
「滑らかに〜」
そして
タラララ ララ〜ララ〜
「元気に行きましょうポニョですよ。」
タァンタタ〜タタタ タタタタタ〜
タァラッタ タァラッタ タァラタタタ〜
「速くなり過ぎないで。『カントリーロード』に行きます。」
タラタ〜 タララァタ〜
「横のつながりを意識して。」
その直後僕は指揮棒を振り上げ
「一気にエンディングへ!」
タン!タンタタ タンタンタ〜ン
タン!タンタタ タンタンタ〜ン
「accel.(段々早く)を意識して。」
ダァ〜ン ダダ〜! ダァ〜ン ダダ〜!
ダァ〜ン ダダ〜! ダァ〜ン ダダ〜!
「一気に行きますよ。」
タッタッタッタッ
タッタッタッタッタ〜
タ〜ン タタァ〜ン!
僕は両手を挙げ、その掌を握った。長音を切る合図だ。
「はい、何とか最後まで行きました。」
僕は拳を握っていた手をおろしてから言った。そして、
「とりあえずお疲れ様。」
と部長が続けてくれた。
僕は気づいた点を全員に話した。
「じゃあ後でもう一回あわせましょう。とりあえず10分休憩ね。」
「はいっ。」
5時にもう一度合わせる事になった。
「え〜と……」
僕は座って楽譜にチェックを入れた。
「じゃあ練習再開ね。」
僕は立ち上がって各楽器を回った。

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