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未成年婚姻法
官能リレー小説 - 若奥さん

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未成年婚姻法 28


未希は実里に、
「甲介や勇希を誘ってどこかに出かけようか。勿論、お弁当を持ってね。」
「そ、そうですね。」

すると美咲が、
「あまり遠い場所や知らない場所はいけないわよ。」
「は、はい(自分達は新婚と称して遠出したくせに。)。」
 セックスお預けが続いていた甲介は、出かけた流れでセックスできないかと考えて行き先の希望を出した。

 当日、4人が駅に集まった。
 彼らは電光掲示を見た。
 「未成年婚姻法 見直し 与野党合意 婚姻は原則18歳以上に」

こうなると予想していたとはいえ、
思ったより早く法改正された事を知って戸惑う甲介だったが、
「あなただって結婚って思っていたより大変ってのは分かっているでしょ。」
「そ、そうだけど・・・」
すると耳元で、
「でも妊娠させれば早めに結婚が認められるようだけどね。」


電車などを乗り換え、宿泊する事になっているバンガローへ到着すると、
皆、荷物を置いて横になり、
「つ、疲れた。」
「途中から坂道を歩かないといけなかったからな。」

そうした中、実里が立ち上がって、
「そろそろ食事の用意をしないと。」
 実里は練習の成果を出してほとんど一人で、バンガローに来たとは思えないような四人分の食事を並べた。
 「実里…すごい…」
 「未希さんが手伝ってくれたから」
 「私ほとんど手伝ってないよ」

 4人は食べ始めた。
 「いいところですね」
 実里は、ここを予約した未希に言った。
 「中学の宿泊研修で来たの。親が『遠い場所や知らない場所はダメ』っていうから、知ってる場所で良かったかな、って場所を選んだのよ」
 「やっぱり、甲介さんと泊まったんですか?」

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