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未成年婚姻法
官能リレー小説 - 若奥さん

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未成年婚姻法 1

ある国では少子化対策として未成年婚姻法という法律が制定された。
中学生での婚姻が認められるなど、画期的な法律ではあるが、
18歳の誕生日を迎えるまでに妊娠する事が義務づけられている事や、
法律を制定する過程などから、否定的な考えが根強く、

「相手すらいないのに、どうしよう。」
「私達って産む道具って事?」
もうすぐ18になろうとする彩美と美咲は、文句を言いながらも困り果てていた。
「義務を果たせ無かったら、一体どうなるって訳よ…?」
彩美は恐る恐るといった感じで、美咲の顔を見た。

「まだ正式には可決されてはいないみたいだけど…」
美咲は眉をしかめながら、重たそうに口を開く…

「“だけど…”何なのよ?…まさか牢屋に入れられって訳じゃないでしょ?…」
彩美はその続きを早く聞きたく、首を迫り出す。

 「牢屋というわけじゃないけど…なんか施設に送られて、そこで、妊娠するまで…」
 美咲はそこで顔を伏せた。

 「ええっ…そんな!」
 
 ここは高校、始業前だった。チャイムが鳴り、担任が入ってきた。
 「起立、礼!着席」

 「みんな、知ってのとおり『未成年婚姻法』は、制定されてもあまり効果が無かったため、より本格的に中身が入った改正案が現在審議されている…それに先立ち、我が校はモデル校に指定された」

 

こうしてまだ未婚である生徒達は見合いを行う事になったが、
「下着以外身に着けていないってどういう事よ。」
「彩美、文句を言うよりも相手を見つけた方が良いわ。」
「互いに良い相手が見つかると良いわね。」

彩美が美咲と別れてしばらくすると、
「先輩。」
「智樹君・・・あなたのって大きいのね。」

1年生で同じ美術部の智樹の下着で盛り上がっている陰茎の大きさに戸惑うも、
「4ヶ月の間、毎日私とセックスできる?」
「は、はい。」

すると美咲が水泳部の後輩である司を連れて、
「彩美も相手見つかったのね。」
「ちょっと頼り無さそうだけど。」
「失礼ね。司君はいざとなればできる男なんだから。」
“いざとなれば…”って…まだ何もヤって無いくせに;…
美咲の願望ともいえる発言に彩美は笑ってしまう。
そんな彩美を肘を掴み、美咲が耳元で小さく言う…
「いいの彩美あんな子で…どうせなら司君みたいな運動部の男子を選んだ方がいいんじゃない?…」

確かに水泳で鍛えているだけあって、司君の身体は見事なものだ…
それに比べて美術部の智樹君の身体は、自分より細いんじゃないかと思ってしまうほど華奢だった…

「でも見てよ美咲…あのモッコリは司君より凄いんじゃない?…」
彩美は反論するように智樹君のソコを見るよう美咲を誘導する…

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