未成年婚姻法 25
「はい、もちろん」
“先輩方の前で勇希との仲を公認されるんだ”と考えた実里はこの中ではいち早く、もう一度すべて脱ぎ捨てた。
言い出した未希はその次に、“セックスお預けが流れで解除されるかも”と考えた甲介がそれに続いて脱ぎ終わった。
勇希はあまり気が進まないが、流れを見てしぶしぶ脱いでいった。
「未希さん、私より胸が大きいですね。」
「水の抵抗を考えると胸が大き過ぎると大変よ。」
「た、確かに。」
すると未希が自分や実里の胸を見て、
にやついている甲介の耳を引っ張ると、
「い、痛っ。」
「胸ばかりが女の魅力じゃないのよ。」
未希はにやっと笑った。
「甲介、ちょっと目つぶって。いいって言うまで開けちゃダメ」
甲介は、楽しいことが待っていそうもない状況でしぶしぶ目を閉じた。
「勇希、ちょっと協力して。貸してほしいものが」
未希は勇希を隅に呼んで小声で何かを指示して、数分後には甲介は、目隠しされ、後ろ手に縛られてしまった。
「何するんだよ!」
「今日は胸を見るのも触るのも禁止!」
「そ、そんな。せっかく脱いだ意味が無いじゃないか。」
すると未希は甲介の陰茎を触り始め、
「結構硬くなっているわね。」
「未希もその辺で勘弁してやれよ。」
「甲介はすぐ調子に乗るってのは勇希も分かっているじゃない。」
「今日は調子に乗らないよう、お話しよう」
未希は甲介の陰茎を触り続けるが、極めてゆっくりとで、それで射精に結びつくようなものではなかった。
「実里ちゃん、勇希と付き合ってるの?」
実里は、ちょっと口ごもったり、勇希の方を見たりしたが、思い切って言った。
「はい!勇希、そうでしょ?」