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未成年婚姻法
官能リレー小説 - 若奥さん

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未成年婚姻法 24


甲介の質問に、
「正直なとこ、色々と慌ただしかったから結婚がどうこうって考えている余裕が無かったかな。」
「はぐらかないでよ。」
「私も智樹も結婚を通して少しずつ成長できたって考えると智樹を夫に選んで良かったと思っているけど。」



未希は勇希に連絡を取っていたのだが、祖父母は旅行で出かけていると言われてしまい、
「色々と聞きたい事があったのに。」
「で、でも参考になりそうな資料がありそうだから・・・ウ、ウー。」
未希は喘ぎ声が気になったが、
「こ、甲介とすぐに向かうね。」

勇希が受話器を置くと、
「先輩ったら私がいるのに別の女性と喋るなんて酷いです。」
「まさか電話の最中にやるとは思わなかったよ。」

 そして勇希は立ち上がって服を着始めた。
 「みのり、悪い、友達が繰ることになったからちょっと出直してくれない?」
 みのり、と呼ばれた女性はさらに抗議の声をあげる。
 「えっ、友達だったら、私を紹介してくれないんですか?私も、そろそろ先輩の友達のこととか、知りたいです!」

実里は勇希とは2歳年下で勇希が通っていた中学に通っており、
「背も胸も3年でかなり大きくなったのに、まだ子供扱いするんですね。」
「そ、そういう訳じゃ・・・」

実里は明るく積極的な性格である反面、嫉妬深い一面があり、
勇希が自分以外の女子と話をするだけでも怒りを露わにする事が度々で、
「(未希が来たらどうしよう・・・)」

すると扉が開いて、
「勇希・・・彼女、どこかで会った気が・・・」

未希を見て実里は立ち上がって、
「中学の水泳大会以来です・・・といっても私は皆の応援をするだけでしたけど。」
「未希、知り合いなのか。」

未希と実里が知り合いであると知って安心した勇希が椅子に座ると、
「お前、丸出しにしとくのかよ。」
「丸出しって・・・あっ!」
甲介にチャックを閉め忘れたのを指摘されて慌てる勇希に未希は、
「私達も脱ぐから勇希・・・勿論、実里ちゃんも脱ぎなよ。」

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