未成年婚姻法 20
十数年が経って、未成年婚姻法の廃止、あるいは見直しが議論されるようになる中、
「甲介、食べ過ぎよ。」
「育ち盛りだから別に良いだろ。」
「育ち盛りって横に育ち過ぎよ。妊婦みたいじゃない。」
未希が甲介の腹を掴んでいると勇希が、
「甲介、未希、そろそろ授業が始まるよ。」
授業が終わって、
「確かに甲介は太り過ぎだな。」
「そうね。私だって度々制服を新調しないといけなくなるとは思ってなかったわ。」
「あ、彩美さん。」
彩美は甲介の腹を掴んで、
「我が息子ながらよくここまで太れたものね。」
「は、離してくれよ。」
すると未希が、
「だったら少しは痩せる努力をしなさいよ。」
「わ、分かったよ。」
「痩せないと、セックスしてやんないよ」
すると甲介はふっと笑った。
「どうせ僕のチ○チ○ほしいくせに」
「そんなことないもん!」
未成年婚姻法を推進してきた中で、未成年の男女交際を当然推進しなくてはならず、必然的に未成年の性行為も推進することになってしまっていた。
そのため、今やセックスは友達どうして当たり前に行われるようになっていた。
その結果、未成年の「授かり婚」は増え、それだけならいいが、離婚も増えた。
これが、現在未成年婚姻法の見直しまたは廃止が議論されている理由の一つである。
甲介は未希から白い包みを手渡されるが、
「中身は・・・競パン?」
「目標があれば甲介も痩せやすいでしょ。」
「ちょ、ちょっと勝手に・・・」
戸惑う甲介だったが、
「大丈夫、あなたなら未希ちゃんの挑戦を受けて立てる筈よ。」
「僕も応援するからな。」
数日が経ったある日、勇希が、
「正しい姿勢でないと効果が出ないよ。」
「それにしてもお前まで上半身裸になる事は無いだろ。」
「嫉妬しているの?まあお腹はまだまだ弾力があるし、未希から貰った競パンがまだきついままだし。」
甲介のお腹を揉んでみると、
「(確かに勇希の方が引き締まっているな。)」