若妻たちの秘密 7
梢の大胆さは次第に更紗と葉月にも伝染していき、2人とも甘い吐息を亜央・真央の双子の兄弟に向けて吹きかける。
その度に双子の身体はゾクゾクと震え上がり股間をさらに膨らませる。
更紗は空いたもう片方の手を自分の下半身に伸ばした。
「(ああ…やっぱり…)」
梢か同じ。濡れてシミを作っているのだろう。
その手は、もう止められない。
もし少年でなく大人の男が二人いきり立っていたらねじ伏せられるという恐怖で欲情などできなかっただろう。
しかし、目の前の双子は昔同じプールにいた男子と同じで、それが気にしていながらも見れなかった箇所が露になっている。
梢は興奮を抑えきれず、願望を口にしてしまう。
「二人ともエッチなお汁垂れてるね。ナメナメしてもいい?」
「な、舐めるってどういうこと?」
「こんなとこ舐めて…梢お姉ちゃん、ばっちくないか?」
双子は困惑の表情を浮かべながら目の前で舌なめずりする梢を見つめる。
「そんなことないよ…男の子ならこうされて気持ちよくならない子はいないはず…お姉さんを信じて…」
梢は2人に優しく囁く。
「梢ちゃん、どっちに行く?」
更紗が梢に尋ねる。彼女も我慢できなくなったのだ。
それは更紗にとっては久しぶりのことだった…
もちろん更紗は夫とは上手くはいってはいるし、愛してもいた。
それでも身体の関係は、ここ暫くご無沙汰だった。
それは夫が毎晩残業続きで疲れていることもあったが、夫は元々淡泊だったのだ…
新婚当時でさえ週に一度あるだけで、それが月日と共に二週間になり、今や一月に一度となった…
それも更紗にとっては決して満足のいけるものでは無かった…
元々夫はセックスに興味が無いのか、それを楽しむことよりもただただ射精に向かい突き進む…
それが故に、更紗の欲求は貯まりに溜まっていた…
「更紗さんにお任せします!」
梢はニッコリ笑ってそう言った。
年上を立てるのはもちろん、更紗の秘めたる強い欲求を梢も感じていた。
「じゃあ…亜央くんにするよ…」
「では、真央くんをいただきます♪」
更紗と梢は、困惑する双子の前で跪き、上目遣いで見つめ、その欲望の対象に手を伸ばす。