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若妻たちの秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻たちの秘密 1

郊外の閑静な住宅街。

「天気もいいみたいだし、みんな旦那さんはお仕事でしょ?」
「ええ」
「だからね…みんなで海行きましょ、海!」
「賛成です〜、早く新しい水着着たかったですからぁ!」

ある一軒家のリビングに5人の人妻が集まり、会話に花を咲かせていた。
人妻といっても、皆結婚して日はそれほど経たず、年齢も最年長で24歳、一番下は高校卒業直後の18歳という具合。
普段から仲良しで、夫を仕事に送り出した後はこのようなお茶会を日常的に楽しんでいた。


「それじゃあ、一旦家に帰って準備したら、いつものビーチに集合ね」

一番年上の小林蒔絵が音頭を取ると、他の4人もそれに従い、各々一旦家へと帰り準備をするのだった。
それから半時程後、彼女達は砂浜に集まっていた。

「やだぁ、みんな大胆過ぎ〜!」
「そういうあなただってギリギリじゃない」
「だってダーリンがこういう水着だと、激しく求めてくれるんだもん!」

砂浜に集まった彼女達は皆、際どい水着を着ており、とても既婚者とは思え無い格好であった。
雲ひとつない快晴。
平日で人影も疎らで、彼女たち以外には数人しかいない。

年下組の3人が波打ち際ではしゃいだり、ビーチボールで遊び始める。

蒔絵と二番目に年上、23歳の福森更紗は砂浜にビーチパラソルを立て、その下にレジャーシートを敷いてくつろいでいた。

「人いないですねぇ」
「いないからいいじゃない。リフレッシュしましょ」
蒔絵も更紗も笑顔で言う。

砂浜ではしゃぐ3人。
20歳の牧原梢、19歳の岩沢美桜、そして18歳の野中葉月。

ビーチで楽しむ3人は、どこからどう見ても女子大生、もしくは女子高生の仲良しグループのように見える。
それは蒔絵や更紗にも言えることで、実年齢よりも若く、いや幼く見えて、かつ大胆で際どい水着の下は豊満なボディ。
若くして結婚した5人が、この自慢の身体を持て余していないわけがないのだ。

「ん…」

砂浜で楽しそうに遊ぶ3人を、遠くで眺めている男たちがいるのに、蒔絵は気づいた。

「どうしました蒔絵さん?」
「…うーん、ちょっとね」

男も蒔絵たち同様、5人組のグループ。
蒔絵と同年代か、それよりも年上といったところ、に見えた。
皆日焼けしていていい体格をしていた。

梢も美桜も葉月も、自分たちを好奇の目で見る男たちに、まだ気づいてはいない。

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