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若妻たちの秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻たちの秘密 34


「きっと、ポルチオオーガズムを狙ってるのよ」
「りっさんの長さなら届くのかい?」
「子宮口だからね。上級者向けだわ」
「りっさんの初めての相手って、熟女かな。それも経産婦の」
美桜と光希は二人に見入っていた。淫らさだけでなく、二人には凄みが伝わってくる。
美桜は二人と交わったことを後悔しないのは、遊び慣れているわけでもなく、それでいて恐怖や従属を迫るわけでもなく楽しませてくれた点が大きいと感じていた。
光希は律をうるさく思いながらも、心のどこかで一目置いていたのは、周囲の評価でなく純粋に男として実力があると思っており、一見行きずりの男など相手しなさそうな蒔絵を自在に喘がせている所からして自らの目に狂いはないと確信する。

その一方で蒔絵は周りの目など気にしていられなくなっていた。
律の剛直は突き上げる度蒔絵の奥深くまで達し快感が増す。
普段の旦那とのセックスでは感じたことのない快感に蒔絵は身を委ねていった。

…もちろん旦那に愛想を尽かしたとか、不満があるわけではない。
律のモノとテクがそれ以上に感じてしまったから…蒔絵は完全に溺れかけていた。

「んっ、あっ、ああんっ」
蒔絵の視界はだんだんとぼやけてきた。
律の突き上げるスピードと深さが激しさを増して、頭の中を溶かすような勢いで迫りきていた。

「だめ、もうダメ…」
「こっちも長くはないんだ、達するときは一緒だよ」
「あぁん、もう、私…っ!!!」
律の突き上げがラストスパートに入った。
激しいそのピストンに蒔絵の表情が歪み、律の背中に必死にしがみつこうとする。

「あぁあああ…!!」
「さあ、イクぞ…しっかり味わうんだ…」
律の欲望の塊が膣内に進入する瞬間、蒔絵は意識を手放した。

律は熱い塊を蒔絵の膣に残らず送り込んだ。
「いい子だ」
意識を失い律の身体にぐったりともたれかかる蒔絵の頭を律は優しく撫でた。

「(…どっちが年上だかわからなくなっちゃったよ)」
美桜は律のテクに驚きながらも、今の2人の姿にどこか複雑な視線を送っていた。

「いやー、楽しかった。2人と出会えたのが文化祭一番の収穫だな」
「出会えて、って、それ以上のことまでしちゃったよね?」
「でも、気持ちよかったでしょ」

「それとこれとは別!」
美桜は悪戯っぽく笑う光希に、強がって見せた。

光希を見ていると、どこか自分の旦那と重なる面がある。
美桜は最初に会ったときからそう感じていた。

美桜と今の夫との出会いも高校生の頃。
その夫は現在、美桜の父親が経営する自動車整備工場で働いている。

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