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JK『妻』のえっちな日常
官能リレー小説 - 若奥さん

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JK『妻』のえっちな日常 58

「私が崇人さんと結婚して、凛が祐樹くんと結婚・・・そうすれば凛は気兼ねなく崇人さんと愛し合えるでしょ」

ニコニコとそう言う栞。
でも、それって栞自身の幸せはどうなの・・・

「栞・・・栞を犠牲にして幸せなんてなりたくないよ・・・」
「ん?・・・私、幸せよ・・・凛の事愛してるし」

女同士で行為するようになって親友だった私達に少し変化があった。
ナターシャとは今まで以上にいい友達になれたと思う。
身体の関係がありながらも、それを楽しめる関係だ。

でも栞はちょっと違った。
かなりハマってしまった感じ。
完全に私を見る目が女の目になってきたし、祐樹より私にべったりになった。
別にそれを嫌とは思わなかったけど、その為に栞が犠牲になるなら話は違う。

「そうじゃなくて、栞の気持ちが大事なのよ!」
「それなら私も崇人さんも納得してるわ・・・それにうちの家もきっと大丈夫だし」

まさかの展開すぎて、私は話半分もついていけないが、栞もナターシャも崇人さんも、この関係を維持するためにどうにかしようとしてるのは分かった。

そうなれば私も嬉しい。
だけど、今の時点では話が全く追いつかない。

「ごめんよ凛ちゃん、実は凛ちゃんには内緒で2人と話が進んでいたんだ…」
崇人さんは申し訳なさそうに口を開いた。
「これは、ちょっと真面目な話だから、こんな状態でいるわけにはいかないね」
崇人さんは私の膣から自らを引き抜き、私には着替えてくるようにと促した。

私は急いでシャワーを浴び、服装を整えて、4人でテーブルの席に着く。
「さてと、何処から話そうか?」
「とりあえず、栞とナターシャがいつ頃から感付いて、3人が出会ったのかを聞きたいんですけど」

以前から感付いていたらしいけど、一体いつから?
というか、きっかけは祐樹との性生活の改善の為とはいえ、崇人さんとの関係は完全な浮気であり、祐樹に対する裏切り行為として、2人からは責められ罵倒されても文句は言えないのだけど、何でこんな突拍子もない話に?

2人が私の事に気付いたのは、あの謹慎期間だったらしい。
謹慎期間中に出かけるのを偶然見られて不審に思ったらしい。
通い妻する私に、もしかしたら動画で脅されてるのかと思い調べたものの、私の表情からそれは無さそうと判断。
2人からして丸分かりなぐらい私は幸せ一杯な表情だったらしい。

それから2人は直接崇人さんと会い、話しをして彼が信用できると判断。
ただ、まだ私の本心が読めなかったから、あの旅行を企画しつつ、崇人さんとも連絡を取り合っていたそうだ。

そして旅行中の行動で私が身も心も崇人さんにぞっこんなのを知り、帰ってから崇人さんとも話し合いみんなが幸せになれる着地点を探したと言う訳だ。

それが、崇人さんと栞が夫婦として私と裕樹の隣に住み、エレーナ、ナターシャ姉妹も同じく隣に住む。
表向きはそれぞれの夫婦生活しながら、私と栞は崇人さんと、ナターシャとエレーナさんは裕樹と夫婦生活をするプランだ。
これにはエレーナさんも既に同意していて問題ないらしい。
そして栞も両親と話をしていて、どう言う経緯か分からないけどこちらも問題無いらしい。

これで後は裕樹だ。
「裕樹くんも問題無いわ・・・もうすぐお姉ちゃんと来るから」

ナターシャの言葉。
裕樹もこの事を知っていた・・・
どれだけ罵られてもおかしくないのだが、誰も私を責めない所かなんとかしようとしてくれる。
彼女達の優しさに涙が出そうになるのと同時に、裕樹に会うのが怖かった。

そして、扉が開きエレーナさんと凄い美少女が入ってきた。
眼鏡をかけているが、本当に清純派美少女と言う感じでアイドルでもいそうな女の子。
胸の膨らみは無くて小学生から中学生の間ぐらい。
とにかく綺麗で可愛くて女として嫉妬すらできないレベルだった。

その美少女が口を開く。

「お姉ちゃん・・・」

女の子にしてはハスキーな声。
聞き覚えのあるこの声は女の子の声じゃない。
声変わりがほとんど無い男の子の声。
カツラに眼鏡と可愛らしい女の子の服で分からなかったが、その美少女は裕樹だった。

呆然とする私の前を通り、崇人さんの前に来た裕樹。
崇人さんが抱き寄せると、素直に彼の膝の上に座った。

「この1ヶ月でこの子も僕のモノにした・・・だから何も問題無い」

更に衝撃の事実だ。

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