JK『妻』のえっちな日常 57
膣に、熱く、大量に注がれる崇人さんの精液。
「あぁっ…出てますぅ…せーえき、いっぱいぃ…熱い、熱いですぅ…」
「一滴残らず中に出すからね…」
「あぁ…来てる、崇人さんのせーえきぃ…」
膣口から注がれ、お腹に送り込まれるのを体で感じる。
あったかい。崇人さんの。私、幸せ。
全身でいっぱいにそれを感じながら、私は意識を失った。
次に私が気づいたのは、崇人さんの膝の上だった。
食事をとりながら私を貫く崇人さん。
相変わらずの事だ。
そして私に気付くとニッコリ笑う。
「気づいたかい?、どちらも美味しく食べているよ」
「はぁん・・・もうっ、朝からすごすぎっ!・・・」
いくらやっても萎えない崇人さん。
きっと昼まで休みなく責められるのだろう・・・
その時、崇人さんはニコニコしながらこう言った。
「年明けから引っ越しするよ」
「えっ?、ここから引っ越し??」
どう言う事か分からず聞き返す私に、崇人さんは笑顔のまま返す。
「うん、凛と住む為の家に引っ越しさ」
この言葉で血の気が引いた。
我に返って崇人さんを見返した。
崇人さんは笑顔だが、表情はマジだった。
それが意味する事を分からない私でない。
「凛が誰と結婚するとか関係ない・・・もう僕のモノにする・・・君も拒否できない筈だよ」
「待って!、できない!・・・それだけはできない!!」
パニックになり崇人さんから逃れようとした私だけど、崇人さんの力に敵う筈も無く、突き上げられると喘いで抵抗どころでない。
「だめだ・・・君も分かってる筈だよ・・・もう、君は僕無しで生きられないだろ?・・・」
「いやっ!、それだけはっ!、それだけはだめっ!!」
そう・・・
私は崇人さんからきっと離れられないだろう・・・
でも、最後の理性がそれを拒否する。
私の抵抗を予想してたのか、崇人さんは表情を変えなかった。
そのまま私を突き上げ、どこかに電話をかける。
そして一言『もういいよ』・・・
何か凄く気になる一言だった。
「なっ、何をするの?!」
「もうすぐわかるさ」
ドアがガチャリと開く音。
誰かが入ってくる音。
「ヒィッ!!」
崇人さんはまるで守ってくれるのか、それとも逃がさないようにか私の頭を抱きしめ、私は恐れるように崇人さんの逞しい胸板に顔を埋めた。
そして・・・
スッと伸びた手が左右から私の胸を掴む。
多分別人の手だが、この手が誰かすぐ理解できた。
恐る恐る顔を上げると、そこには見知った顔がいた。
「えっ・・・なんで・・・どうして・・・」
「凛・・・」
「ふふ、来ちゃった・・・」
そこにいたのは、栞とナターシャだった。
2人共ちょっと涙ぐんでいた。
全てが終わった・・・
全部壊れた・・・
そう絶望的な私に、2人が言った。
「よかった・・・凛がイケたって知って嬉しかったわ・・・」
「うんうん、凛に幸せになって貰いたいもの・・・」
親友の2人は、どこまでも私の味方だった・・・
何か涙が止まらなくなってきた・・・
あの旅行の以前から『何かおかしい』と2人は思っていて色々調べてたみたい。
それで私と崇人さんの関係も解ったみたい。
そして、最初は私が騙されていると思ったみたいだけど、どうやらこの関係の方が私にとって幸せかもしれないと、逆に崇人さんと話し合いを持って感じたみたい。
「だから私達は凛を応援するし、みんなで幸せになれる方法を考えるわ」
「それに私と姉にとっては、この方が祐樹くんとラブラブできて嬉しいし」
そう言う泣きながら笑顔の栞と茶化したような口調のナターシャ。
「すまない騙すような形になって・・・でもそれだけ凛が欲しいんだ」
崇人さんはそう言うと私を激しく突き上げる。
「はあっ!、いひひぃっ!、だめっ!、やあぁっ!!」
「可愛いよ!、可愛いよ凛!・・・2人にイキ顔見せてあげようね!」
ガンガン突かれ、私はすぐにアクメ顔になる。
「ああ・・・すごいわ凛・・・」
「女の子の顔をしてる・・・よかった・・・よかった・・・」
2人に見られながら・・・
特にこんな顔を見られた事が無かったから恥ずかしい・・・
2人が逆にこんな顔をするのは幾度となく見てきたけど、まさかこんなに恥ずかしいとは思いもしなかった。
2人に関係を知られ、とりあえず肩の荷が下りたけど、でも何も解決してない。
祐樹と私の結婚は変えようがないからだ・・・
私は絶頂しながら、そんな事をぼんやりと考えていたのだ。
一回終わって、まだ繋がったまま。
その体勢の私の背中をさすりながら栞が言う。
「私ね、崇人さんと結婚するわ・・・そして住む所は隣の部屋よ」
「ええっ?!!」
栞の言葉に驚くしかない私。