JK『妻』のえっちな日常 6
坊主のお兄さんは私に、ベッドの上で四つんばいになるよう指示してきた。
「いいねぇ。いいケツしてる」
…胸よりもお尻のほうに自信がある…私自身も思っていたことだ。
「そのまま左右にフリフリしてよ」
言われたとおりにやる…しかない。
正直恥ずかしい。
「よし、そのままバックから入れてあげるよ」
お兄さんは私に近づき、そのまま一気に…
「んっ、はぁぁああああああああ!!!!」
今まで味わったことのない感覚を、存分に感じる。
「あぁああっ!んあああああぁあっ!!んひぃ、らぁああめぇ!!!」
それが繰り返し、繰り返し奥へと打ち込まれていく。
「なかっ、おくっ!ダメッ、んふ、あはぁあああああぁん!!!!」
「あぁあああ=っ!!!いやぁぁああああ〜っ!!!」
「あはぁ!いひぃいい!!!もういぐっ、いっちゃううぅう!!!!」
薄れていく視界に映る、親友2人の姿。
対面座位で貫かれる栞、松葉崩しでぶち込まれるナターシャ。
脳裏に、それぞれの彼氏が、そして裕樹が…
…ごめんね…私…
「あぁああ〜っ!!!!いっっちゃう〜っ!!!!」
自分の身体を支えられず、ベッドに突っ伏す。
その瞬間、お腹に熱いものが注がれるのがはっきりとわかった。
ああ…出てる…精液、出てる…
お兄さんの、とても大きかったから、きっと、濃さも半端ないだろうなぁ…
今日は、安全日だよなぁ…
朦朧とする意識の中、そう考え、私は深いまどろみに落ちた。
…しばらく寝ていた。いや、気を失っていた、のほうが正しいのだろうか。
目が醒めると、すぐに服を着て、お兄さんたちが車で駅まで送ってくれた。
「ありがとう、最高だったよ」
別れ際、お兄さんたちは私たちにあるものを手渡した。
…現金。一人5万円。
…まさかね。
…ただならぬ思いを抱きながら、その日は家に帰ったのだった。
…家に帰り、夕食を済ませてからのこと。
「凛さん、海は楽しかった?」
裕樹がやってきて、そう尋ねてきた。
…ああ、彼にはあのことなんて言えない。言いたくない。知られたくない。
その悪気のない笑顔が心にズシリと重くのしかかる。
「うん…まあね」
並んでベッドに腰掛ける。
―言い忘れたけど、彼も私もそこそこのお金持ちの生まれで、互いの親に認められ、家の中に夫婦で過ごす部屋を作ってもらったのだ。
ここは私たちの寝室、ってこと。
「今度は裕樹と行きたいな」
君がいれば、ナンパなんてされないだろうしね。