JK『妻』のえっちな日常 31
一生懸命背伸びして男になろうと振る舞う祐樹。
逆にそんな所がとても可愛くて思わず笑みが漏れてしまう。
「背伸びなんてしないの!・・・祐樹は祐樹のままでいいんだからねっ!・・・さぁ!、洗って上がりましょう!・・・今日は目一杯甘えさせてあげるわ!!」
私は祐樹の頭をくしゃくしゃと撫でながら笑う。
今はこんな関係でいいと思う。
そう・・・
これでいいんだ・・・
お風呂から上がり、私は髪を乾かすとベッドルームへ。
待っている祐樹と抱き合いキス。
そして私はベッドに仰向けになって祐樹に両手を広げて言う。
「さぁ、おいで・・・祐樹の好きなだけしていいよ」
興奮気味に鼻息も荒い祐樹が私に覆いかぶさってくる。
私より随分小さく華奢な祐樹は軽い。
その軽い身体を抱きしめキス。
「じゃ、じゃあいくね・・・」
「いいよ、きて・・・」
私が脚を開くと、祐樹はワレメに突き入れる。
熱く硬い祐樹のモノ・・・
すっぽりと入るも、奥には殆ど当たらない。
弱い快感がもどかしい・・・
でもこれが祐樹のモノだと思うと、もどかしいけど心地よい。
多分、今日もこの感じでは私はイケないだろう・・・
でもそれでいい。
祐樹が気持ちよくなってくれたらいいのだ。
「好きなだけ動いていっぱい出してね」
「う、うん・・・うごくよ・・・」
私の微笑みに祐樹が腰を振る。
気持ちいいけど、欲しい快感に全然届かない。
もどかしくて狂おしい。
でも、一生懸命腰を振る祐樹がとても愛おしい。
「あん、あっ、すごいっ!、すごいよっ!!」
「ああ、祐樹・・・もっと、もっと気持ちよくなって」
あの崇人さんの暴力的な快感が連続するセックスが恋しくなるが、それを祐樹に求めるのは酷だろう・・・
祐樹は私で気持ちよくなってくれたらいいのだ。
「ああっ、だめっ!、もうっ、出そうっ!!」
「いいよ、出して!、好きなだけ出して!」
限界で必死な祐樹の顔が可愛い。
私も腰を動かしながら祐樹の射精を促すと、やがて祐樹は身体を震わせ、私の膣内でびゅるっと精を吐き出す。
崇人さんのは射精の勢いも凄くて、それで狂うほどイカされるけど、祐樹のはじんわりと満たされる感じ。
少しして祐樹が口を開く
「ゴメン」
「何?」
「僕1人だけでイっちゃった」
「私こそゴメンね」
やっぱり私はイケなかった。
「いつか凛さんを思いっきりイカせてみせるよ!妻を満足させられなきゃ、夫、失格だもん!」
祐樹が力強く宣言する。
「少しは言う様になったわね。でも、どうせならまずは『凛』と呼べる様になりなさい」
「ええっ?!それは恥ずかしいよ〜」
途端に恥ずかしがる祐樹。
「そんな事ぐらいで恥ずかしがってどうするの?」
「ううっ、だってお姉ちゃん〜」
「『凜』どころか『お姉ちゃん』に戻ってるわよ」
まったく。逞しく成長してるんだか、してないんだか。
「この際、『お前は、俺の物だ。それを体に刻み込んでやるぞ!』とか言って、私が『もう許して!』と言っても止めないぐらいに、毎日何度も乱暴に犯しまくるぐらいしなさい」
「無理だよ!そんな酷い事出来ないよ!僕を何だと思ってるの?!」
当然の抗議をする祐樹。
「何だと思ってるのって、言われたら……婚約者がいるのに女2人を囲ってる女たらしかな?」
「い、いや、それは……」
祐樹の勢いが止まった。
「中学生のクセに年上の女2人をヒイヒイ言わせてる色男?」
「あ、あの………」
「婚約者が食事の用意やら片付けやらをしているすぐ近くで、他の女を犯す鬼畜?」
「………」
沈黙する祐樹。
「そのくせ、婚約者を呼び捨てにする事を恥ずかしがって出来ないヘタレ?」
「………」
「随分な御身分よね?」
「……ごめんなさい」
「流石に、鬼畜外道なマネをしろとは言わないけど。年下とはいえ、せめて夫婦として対等には、なって欲しいわね」
「………はい、頑張ります」