JK『妻』のえっちな日常 29
そして私は背中、腕、足、胸部、腹部と次々に擦り洗っていく。そして祐樹のアレ以外を全て洗い終えたところで、私はスポンジを置いた。
「お、お姉ちゃん?」
祐樹は困惑した表情でそう言った。
何でソコだけ残すの?
何でソコは洗ってくれないの?
そんな感じだ。
「心配しないの。ココは、シッカリ、丁寧に洗わなきゃいけないからね」
そう言って私は自分の手をボディソープで泡立てる。
「スポンジなんて邪魔な物は無しで洗ってあげるわ」
私は祐樹のソレに手を伸ばした。
「うぅぅっ」
祐樹がくぐもった声を上げる。
熱くて硬い。いつもどおりで元気だ。
心なしか、以前より大きいような気がする。剥けてないのは相変わらずだけど。
「お、お姉ちゃん…」
我慢できないのか、気持ちいいのか、祐樹が可愛い悲鳴を上げる。
「まだダメ。私がしっかり洗ってあげるんだから」
私は祐樹のソレ全体を泡で覆っていく。
崇人さんとはまた違うソレも、ソレに対する反応も、なんだか面白い。
私は力をあまり入れず優しく擦り洗う。おそらく祐樹にとってはかなり中途半端な洗い方だろう。洗う事に徹するでもなく、気持ち良くさせる事に徹するでもない。
「お、お姉ちゃん……」
祐樹が切なそうな声で私を呼ぶ。しかし、私は手を離しシャワーを取り祐樹に浴びせ、泡を全て流しさる。
「えっと、お姉ちゃん?」
「『手で洗うのは』お終い」
「そ、そんな〜」
物足りなさに祐樹が泣きそうな顔になる。
「洗うのをお終いとは言ってないわよ」
「えっ?」
困惑する祐樹を無視して、私はアレを口で咥えた。
「あぁっ…お姉ちゃん…!」
さらに切なさを増す祐樹の声。
私にはソレがむしろ楽しい。
崇人さんとのときとはまた違う楽しさがある。
私が祐樹を支配しているような感じ。
気持ちよさそうに表情をゆがめる祐樹がまた、可愛らしい。
「お、お姉ちゃん…そんなにされると出ちゃうよ…」
祐樹が音を上げる。
私は気にせずに口を離さなかった。そればかりか、お終いと言った手も使って洗う(という建前で刺激する)。
「だ、駄目っ、で、出るよぅ!」
「んぐっ?!んんっ、んっ、んくっ」
祐樹は堪らず私の口の中に放出した。私はソレを全て飲み干す。
そして、口で後始末を済ませて祐樹から離れた。
「はい、お終い。今度は祐樹の番だよ」
「はあ、はあ、はあ。うん、分かったよ」
「私の体、シッカリ洗ってね」
「うん!任せてよ!」
祐樹は目を輝かせて言った。そして自身の手にボディソープを垂らす。
「祐樹、スポンジは?」
「要らないよ。僕の手で洗ってあげるよ」
「きゃー、祐樹のH」
私は笑いながら手で胸とアソコを隠して背中を向けた。