JK『妻』のえっちな日常 19
3人で私の家に来てしまった。
みんな不安で青い顔をしてたと思う。
道中も、もし襲われたらとか思ってしまい、家についた瞬間涙がでてしまった。
「おかえり・・・あれ?、みんなどうしたの?」
笑顔で迎えてくれた祐樹も、私たちの様子に只ならぬものを感じたみたいだった。
この時、私たちは誰も動揺を隠せなかったのだ。
「ごめんね、ちょっと疲れちゃったの・・・」
「うんうん、温かいお茶入れるから座って座って」
私が何とかそう言うと、祐樹は笑顔でそう言ってくれる。
そして私たちをソファーに座らせ、お茶を入れてくれた。
暖かいお茶でホッとする。
お盆を持ったままの祐樹が笑顔で私たちを見て話す。
「何か今日は暗いよね!」
その笑顔にちょっと違和感を感じた。
そして、祐樹は自分のスマホを取り出して私達に見せる。
「これが原因?」
それを見て、私は血が凍るような衝撃に包まれた。
そこには、あの私達の痴態の動画が映っていたのだ。
言葉を失い、涙をとめどなく流す栞。
口をパクパクさせて、声にならない叫びを上げるナターシャ。
祐樹は申し訳なさそうな顔をして、スマホをしまう。
「ごめんおねえちゃん…ナターシャさん、栞さん…」
「祐樹…し、知ってたの…?」
「たまたまネットで見つけて…お姉ちゃんたちに似てるなぁって思って、すごくエッチだったから、思わず保存して…その、オカズにしてたんだ…」
祐樹の声も震えていた。
私たち同様、何かの罪悪感があったのかもしれない…
だけど祐樹は、こう言う。
「これがあったから、僕がナターシャさんと栞さんとエッチできたんだよね・・・」
祐樹の感じてる罪悪感めいたもの・・・
その言葉と表情でそれは少し私の考えていたものと違う気がした。
初めて祐樹に関して感じたギラギラした欲望。
そして気づいた・・・
祐樹はナターシャと栞が自分の意のままにイキまくる事に支配欲を満足させてるのだと。
そう、彼女たち二人に関しては、あの動画より感じてる・・・
そして、私は・・・
あんな表情を見せてない。
それが祐樹にとって心の闇となったのかもしれない。
「おねえちゃん・・・いや、凛・・・脱いで」
祐樹のその言葉に冷たさを感じて、私はビクッとなる。
私は、私だけは祐樹に動画のような乱れた顔を見せていない・・・
「ちょっと祐樹くん、凛が可愛そうよ!」
「あの・・・酷い事言ってあげないで!」
ナターシャと栞がそう祐樹に言うけど、祐樹の表情を見た私は二人を制する。
「いいの・・・祐樹の言うとおりにするから・・・」
私は服を脱ぐ。
それを見る祐樹の視線は冷たかった。
「凛…」
冷たい表情ながら、祐樹の声は震えていた。
「僕が見てきた凛じゃない…物凄く変わった」
「変えたんだよ」
私はそう言い放つ。
「栞が、ナターシャが羨ましくて…祐樹にイかされたくて、自分を磨いてきた…」
「僕に…?」
私は服を脱ぎ去ると、祐樹に近づき、彼のズボンを下ろす。
相変わらず小さな勃起チ○ポ。
最近ようやく先端の皮が柔らかく伸びて、先端だけでも顔を出すようになっていた。
それでも真っ赤で痛々しい先端。
あのナンパお兄さんや整体の先生達とは比べられないぐらい子供のモノだ。
でもそれでさえ、しっかりと感じる事ができるのだ。
ナターシャや栞がそうであるように・・・
私は祐樹のモノに口を付けながら言う。
「祐樹にとってナターシャや栞がいいのは分かるし、エッチするなとは言わない・・・イケないのは私の問題だから・・・」
「お、おねえちゃん・・・」
口調が戻った。
祐樹は祐樹なりに悩み、あの動画で傷ついたのだと思う。
「だから、私は変わるよ・・・イケるようになるのに変わるよ・・・これは祐樹の為だけじゃない・・・私の為にも変わるから・・・」
祐樹の玉袋を弄りながら私は竿を舐める。
心配は沢山ある。
あの動画が悪用される可能性だってあるだろう。
でも、そうであっても私は前へ進むしかない。