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ヤンデレ妻日記
官能リレー小説 - 若奥さん

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ヤンデレ妻日記 23

一年間、デートでもキスや手を握らなかった大学生は、優しいふりをしていただけのように乱暴なイマラチオで口内射精したのに、すぐ勃起させて、すぐやらせてくれると思い込んでいた。
「やりたいだけに見えたよ」
ベットに押し倒されて挿入されたところで、おとなしい女子高生にチェンジ。
いきなり裸で押し倒されていた。そして、激痛に悲鳴を上げた。
自分の中にもう一人の自分がいることを話した。大学生はキスしてきたり、部屋で服を脱いだのがもう一人だとわかると「ごめん、僕の好きなのはもう一人のほうだ」と処女を「ちょっと、やめて!」と必死で叫ぶ美少女から奪ったくせに言った。
イマラチオされて幻滅したのと、したくせに自分ではなくもう一人が好きと言われて泣きながら怒って、雨の中を傘もささずに、泣きながら走って家に帰った。
「痛がってるのに抜いてくれなかったし、途中で止めたりしないで自分が出したら、ほったらかしでテレビを見はじめたりして、ひどかった」
「デートしてたときはあんな人だと思わなかったのになぁ。この前のマンガを読んでて先生が好きだった頃を少し思い出しちゃった」
大学生は家庭教師のアルバイトを辞めて、二度と連絡してくることはなかった。
「俺も乱暴で強引だったろう?」
「どうかなぁ、すけべだけど」
「すごくやさしいよ」
近所のアダルトショップではなんとなく恥ずかしいので遠出してみた。お店はビルの地下だった。ラブホテルが立ち並ぶ近くで、風俗店の前だった。人が通ってないタイミングで店の中へ。
かわいい人妻は基本的にアダルト商品は苦手だが、もう一人のボーイッシュな人妻はSMグッズを指さしながら「私、こういう衣装、すごく似合うぞ」と俺をからかってくる。
「SMで急にSになったりMになったりするんだろう。肌も白いしスタイルいいから衣装は似合うかもしれないけど、ちょっと困るじゃないか」
「私、痛いのは好きじゃない」
「俺もだよ」
「私のお尻を叩いてたくせに」
店の中には俺と人妻以外に客はいなかった。
人妻が首輪の展示品を見ていて「こういうのつけてほしいの?」と真顔で聞かれて「いやいや、エプロンだけで俺はいいよ」と答えてしまい、クスクス笑われていると
背の高いスタイルのいい美人の店員が「何かお探しですか?」と声をかけてきた。
人妻が俺を見上げて少しとまどった顔をしていた。
俺はコンドームを買いに来たことを話した。
「こちらにサンプルもありますし、今、暇な時間ですからこちらにどうぞ」
店の奥のスタッフルームに案内された。
援助交際の男と見た目で未成年っぽい少女が補導されたみたいな雰囲気ではある。
「私、この店の店長の橘と申します」
名刺を渡された。
「たしかコンドームでしたね。カタログとサンプルをお持ちしますね」
アダルトショップの店長、橘を見つめていた人妻が商品のサンプルとカタログを並べ終わったときに、おもむろに声をかけた。
「タチバナさん、男性でしょ?」
「そうですね、心は女性ですよ」
「ええっ、本当ですか?」
「そう言ってもらえるとうれしいですね」
アダルトショップの店長の橘がにっこりと笑う。

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