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グラビアアイドルは若奥様
官能リレー小説 - 若奥さん

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グラビアアイドルは若奥様 12

「へえー、そうなんですか」
「楽しみねぇ」
加納さんがどんな反応をするか楽しみだ。

日が明るいうちに露天風呂(もちろんこちらも混浴!)での撮影をするという。
「混浴かぁ、これは役得だねぇ」
加納さんもホクホク顔だ。

深雪さんと私は、先に服を脱いで露天風呂へ向かう。

露天風呂から海が一望できる。
「すごい、綺麗ですね!」
「いいわねぇ」
なんだか、仕事できているのを忘れてしまう。

「おお、これはまたすごいね」
少し遅れて加納さんがやってきた。
「素晴らしい眺めの露天風呂に、素晴らしい美女が二人。最高だね」
仏のような笑顔が素敵だ。

加納さんがお湯に浸かり、深雪さんと私はその両隣を陣取る。

隣にいると、加納さんが私の腰あたりにそっと手を回し、こちらに抱き寄せようとする。
「あっ?」
少し驚いたけど、まあよくあることかな。
「ふふふ」
深雪さんは結構ノリノリで、自分から加納さんにくっついている。

カメラマンの方が引いて、ここからは自由だ。
「あん?」
加納さんの手が力強く、私の身体を掴んで引き寄せられる。
「もっとこっちに来なよ」
「あ、はい…」

加納さんの手が、なかなか私のところから離れない。
その手は、私の腰からお尻あたりを這い回るように触れている。
「んん…」
少し身を捩じらすけど、それも意味をなさない。

加納さんの隣に腰を下ろすと…
「若くて綺麗な肌だね」
などと言われ、肩や背中を触る加納さん。
噂で聞く、若い女の子に目がないというのは、本当だったんだな。

…露天風呂を出て、浴衣に着替えて、夕食を味わったところでロケは終わる。
ふぅ、緊張のときが過ぎたことで、身体が緩む。

「お疲れ様」
深雪さんがお茶を入れてくれた。
「ありがとうございます」
「どうだった?初めてでしょ、こういうロケ」
「そうですね…温泉はいいし、お食事も美味しいけど、ちょっと疲れるというか…」

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