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人妻の味
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻の味 14


2089年に日本の理研で過去のスキャンダルを乗り越え奇跡のカムバックを果たした、老博士ドクターコボカタによって開発されたタイムマシーン3号機を盗みだし、過去の世界から人妻を拉致してきたのです

[タイムマシーンはあります]は我々の時代では名言です
わたしもひそかにあの婆さんのファンでしたが

・・・コホン

・・・そんなヤツラを取り締まるためにこの時代にやって来たのが、我々WWHOなのでございます

・・・ここまではご理解いただけましたか?
イエスならさらに続けます
ノーならば冒頭から再度御説明を・・・」

「・・・あ〜〜、アレだ、イエス、イエッス!!」
・・・正直さっきからスカートのすそからチラチラ見えているアキラの純白の下着の方が気になっていて半分以上聞いてなかったがとりあえずそう答えた
あんな長ったらしい説明がリピートされるのはゴメンだ

「・・・承認を確認しました

温水洋一郎は、たった今から我々の現地採用エージェントとして活動することになりました」

「・・・なんだと!?
オメエら国連の組織のくせにまるでこれじゃワンクリック詐欺じゃねえか」
「ちゃんと説明いたしましたが・・・」
「現地採用とか言ってねーだろ!!」
「聞いておられたんですか?(チッ)」
「ロボットのクセに舌打ちすんじゃねー!!」

「でももう遅いぜ?」
パンちらをかくそうともせず、沈黙していたアキラが見ろよとばかりに俺の手首を指差した

「我々の開発した最新型人妻ウォッチ・真打をつけちまった時点で手前ぇは、強制的にあたしの手下だ」
い、いつの間にこんなものを!?
も、もしや大量射精しているスキに?
「ふ、ふふ、ふざけんな!!」
「・・・手前ぇがいくら洗脳されていたといっても、あたしらが記録してある手前ぇの奥さん連中との動画を、寝取られたダンナどもに提出することもできるんだぜ?」
「なんだと・・・こんなもの!!」
「悪いが、うちのケンスケどころか、象が乗っても壊れねーし、外れねーぜ?」
「おめでとうございますヌクミズさん・・・あなたは、半永久的に我々WWHOの所有物として使役される契約となったのでございます・・・
・・・それよりアキラさま、時間がございません」

「!?」

「そうだったぜ・・・おい温水洋一郎、手前ぇの最初の任務は、小児病棟でHHHの放った子供型人妻ハンターを妨害し、貴重な未来の世界資源である人妻・相沢真由美を保護することだ

・・・[人妻の味]という世界遺産を、未来のために遺せるかどうかは、手前ぇにかかっているんだ、わかったらとっとと行きやがれ!!」

こ、ここでタイトルコール!?
しかも単に人妻の抱き具合を、老舗の味や伝統の味やおふくろの味とおんなじようなくくりに!?

と思う間もなく俺、温水洋一郎はアキラに蹴り出され、看護士の宿直室を後にした
「あのクソ女どもめ」
とひとり毒づく俺だったが
「手前ぇの行動はちゃんとモニターされてっからな、逃げらんねぇぞ」
「・・・とりあえず小児科にヌクミズさんが向かわないとわかった時点で、腕時計を介して電撃をお見舞いします」
右手首の人妻ウォッチ「真打」から、いまいましい声がした

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