人妻の味 16
目の前にいるのは、姿こそ少年になりすましているが、やってることは人妻好きのマザコン野郎がイメクラで遊んでるのと変わりがない
ついさっきまで俺もコイツと同じハンターだったことが恥ずかしく思えてしかたがない
「ヤメロこの変態野郎!!」
俺は叫びながら拓馬に駆け寄った
欲望に任せて人妻を抱きまくっていたこの俺が
彼女たちを未来のために守る側に転じた瞬間なのだった
俺の冒険の始まりだが
物語はオシマイだ
だが、「人妻の味」は終わることなく未来の男たちへ伝えられてゆくだろう
この俺が守り続けて行く限り
-完-