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人妻の味
官能リレー小説 - 若奥さん

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人妻の味 15


チッ、これじゃウッカリ独り言も言えない

「・・・いま舌打ちしませんでしたか?」

「し、してねーよ・・・そ、それよりどうやってその、ハンターから真由美を守りゃいいんだ?」

「まあウオッチの画面をまず見れや・・・
・・・中心の交点が手前ぇの位置」
「すぐ近くに、ピンクのハートが点滅していたら、それが保護対象の人妻の位置ですよ」

なるほど確かに、真由美がいるはずの方向にハートが表示されている
「?」
しかし、俺のすぐ後ろにも表示が・・・
「すぐ近くにもハートが出てんだけど!?」
いぶかしむ俺だったが、
「ああ、悪いソレあたしだぜ・・・さっき脱いだプロテクトスーツを着るよ」

ごそごそ・・・

「あ、消えた」
「・・・あたしも人妻だからな。ヤツラの人妻検索に引っ掛からないように、カムフラージュのためのスーツを着てんのさ・・・我々WWHOの女性既婚者は、プライベートで夫とエッチする時すらスーツ着用を義務付けられているからウチのケンスケはかわいそーにあたしのほんとうの」
「・・・ヌクミズ急いで下さい!!」
ハルナがアキラの自分語りに割り込んでくる
「点滅のペースが早くなっています!!・・・時計の催眠効果が強まってます・・・おかしい・・・今日のハンターは妙に焦ってる気がします」
急げと言われても困るんだが、遠隔操作の電撃はもっと困る
さりげなく呼び捨てにしやがったのを俺は聞き逃さなかったが、舌打ちも迂闊にできないので
「具体的に指示くれねーとわかんねーヨ!!」
と俺はウォッチに怒鳴り付ける
「・・・とにかく手前ぇは目標のいる病室に飛び込みゃいいんだ!!あとは指示する!!」
当然あっさりと怒鳴り返される
「ちくしょぉぉ!!」
俺はもうやけくそで、病室の扉を蹴り破ったのだが…

「拓馬くん・・・花邑拓馬くん・・・お名前の通り、とってもたくましいわよぉ」
「ダメだよぅ相沢さん・・・ボクまだ、僕まだ●学生なのにぃ、そんなこと、あっ、あぁん」
立ち尽くす拓馬少年
相沢真由美は拓馬の顔に大きなおっぱいを押し付けながら、水色のパジャマズボンを少年のヒザまで下ろしてしまっていた
夜目にも白いブリーフが、痛々しいほどに内側から突き上げられて、テントを形成していた
その内部で拓馬自身も立ち尽くしているのは明白だった
「拓馬くんこそダメよぅ、そんなに強く吸っちゃ」
「だってだって相沢さん、チュウチュウ、ボクは、じゅるるる、おっぱいを飲まないと死んじゃう病気なんだもんムム、ムチュウ」
すっかり立ち尽くした真由美の乳首に吸い付いて、拓馬は喉を鳴らしている
「ダメだよ拓馬くぅん、名前で呼んでぇン」

あまりの光景に
というよりあまりにもずさんな設定と二人のダイコン役者的なセリフに俺は呆然と立ち尽くしてしまった
「おっぱい飲まねぇと死んじまうだと?」
ウォッチ越しにアキラが吐き捨てる
「・・・そんなバカ野郎はさっさと死んだほうが世の中のためだぜ全く」

そんなアキラの言葉に俺は我に帰る
アキラの言う通りだと思う
変態野郎のきちがいじみた趣味と願望を、できの悪い文章で読まされてるような気分の悪さだ

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