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娼館
官能リレー小説 - 若奥さん

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娼館 4

そう言って朱里を強引にビーチに誘って行った。
「さあ、貴方も横になって塗り易い様にしないと後が怖いわよ。」
「あ、それじゃあ・・・」
朱里は年令不詳とも言える女性に促されるままに、おずおずとデッキチェアーに座り、着替えたばかりの水着のブラのホックを見えないように外した。

横の女性はというと、朱里のように躊躇うこともなく、堂々と形のいい乳房もろともに乳首までもをビーチに晒していた。

同性といえども、朱里は目のやり場に困り、目を辺りに泳がせるが、よくよくビーチ内を見渡すと、殆どの女たちは皆トップレス姿になっており、中には恥毛を晒している者さえいた。

「恥ずかしがることはありません。女性は服を着ていないほうが美しいと僕は思っています。さあ、貴女の総べてを見せてください。」
朱君がマッサージオイルを片手に垂らしながら、にっこりと微笑んだ。
そこには男性特有のあの性的な匂いは感じられず、返って恥じらいを持つ自分の方が厭らしく感じられるほどだった。
そうこうする内に朱は、マッサージオイルを手に万遍なく行き渡らせると、朱里の背中に手を当てて行った。
最初は、肩から徐々に腰に至りまた肩に行きそれを何回か繰り返して行った。
朱里の感じる部分に朱が徐々に手を入れてきた。

ビクっン!!
身体に電流が走った。
面白いように背は海老状に反り返り、胸を丸々と晒す状態になっていた。
隣の女はもとより、ビーチ中の女たち、そしてボーイたちの視線を感じた。
朱里は慌てて乳輪だけでも、隠そうと身を捩るが、ビキニの裾根から青年の長い指が滑り来ると、もうそれどころでは無かった。

「ぁぁ・・・」
堪えていたはずの吐息が、自然と漏れ出ていた。
「クス。彼のマッサージは、これからが本番よ。彼って女の感じる部分を的確に刺激してくるから、癖になっちゃうのよ。しかも、アッチの方も癖になっちゃた人もいるらしいわ。」そういって朱の下半身を見ながらそう言った。

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