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娼館
官能リレー小説 - 若奥さん

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娼館 3

「ここは、もう元気一杯ね。二人とも、新しく来たお客さんに目が行ってたから私みたいなおばさんは、いらないのかと思ってテクニックを使って私だけを見るようにしようと思ったけどちょっと触っただけで、もう臨戦態勢になっちゃうんだから。」
「違いますよ。奥様。新しく入館された方が気なったのは、確かですがしかし貴方の体からもたらされる男を狂わす色気が半減するわけでは、ないですよ。」
 
「ふふっ。流石は元ホストだけのことはあるはね。口が上手いは。」
「そんなことはありません。身体は正直だって言うじゃありませんか。見てくださいよココ・・奥様の成せる技です。。。」
ボーイの1人が腰を突き出した。

その姿を遠くから朱里も何気に見ていた。
そして「ゴク・・・」と、・・・思わず喉がなった。

細身の身体のボーイには似つかわしく無い、目を見張る程の逞しい性器が、ブーメランパンツの前立てから飛び出し、臍下へとピタリと密着していた。
それは朱里が今まで見てきたどの男のモノよりも勇ましく、美しくもあった。

「翔さんのは、ボーイの中でもピカイチです。ご希望とあれば後程お呼びしますが・・」
朱と名乗ったボーイが耳元で囁いた。
柑橘系の爽やかなコロンの香りが、朱里の鼻孔を撫でる。

「い、いいは、遠慮しとく・・相手の女性が睨んでますもの」
「た・・確かに・・ここは指名制ではないので、誰とでも自由に交じり合えますが、やはりお気に入りのボーイを独占したいと思うのは、世の常です。」

「誰とでもいいの?何人でも?」
「はい、お気に入りのボーイが見つかりましたら、私に言ってください。その為のエスコート役ですから・・」

「あなたは?・・朱クンはやらないの?」
朱里は朱のもっこりとしたブーメランパンツの膨らみをじっと見つめ、囁くように言った。


ボーイ達は皆が皆、布地の極端に少ない一昔前の競泳用パンツ、属に言うブーメランパンツを履いている。
それは自分の体形よりも1サイズも2サイズも小さいと思われ、窮屈そうではあるが、殊更に股間のもっこりとした膨らみが際立って見えていた。

そして、指名し易いようにだろう、それぞれにそのカラーは違い、ブラックから始まって色とりどりのカラーが重なることなく館内を彩っている。

朱里の見つめる朱のブーメランパンツは純白だった。
その清潔さは笑顔がとても愛らしい青年にはとても似合ってはいたが、白だけにその中身、ソコの色から恥毛の黒さまでもが薄っらと透けて見えていた。

朱里は自分の頬が紅潮してくるのに気づいていた。
それでもその青年の膨らみから、目が離せないでいる自分がいた。
「あら、そこにいるのは、朱君じゃない。」ビーチで、サンオイルを持っていた女性の言葉だった。
「ちょうどよかったわ。今から、朱君に特別マッサージをしてもらおうと思っていたけど、お隣の女性も一緒にどうですか。彼のマッサージって一回受けると病みつきになるわよ。」

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