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娼館
官能リレー小説 - 若奥さん

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娼館 22

捲り上げられたTシャツの裾から現れた腹筋は引き締まり、端正な配列を呈して2人の前に息づいていた。
薄く段差の影を投げかけて隆起する胸筋は、正に女たちを色めかす細マチョの分類に属し、それが未経験の身体とは思えない程だった。
しかし、淡い褐色の乳輪とその中央に突起する小豆大の2つのピンクの乳首が、大志はやはりチェリーな17才の少年なのだと物語っていた。

「大志君だけ脱ぐのは、忍びないから私も脱ぐわね。」
そう言ってマリアは、自身のドレスを脱ぎだした。
「あら朱里も脱がないとだめよ。それとも愛しの彼じゃないと脱げないのかしら」
からかう様に行ったマリアは、朱里の肩にしなれかかった。
その拍子に肩紐が解け、ドレスがストンと床に落ちる。
「いやだぁ〜マリアったらぁ〜」
パンティー姿の朱里も負けじと、マリアのパンティーを脱がしにかかった。
「いやだぁぁ〜〜破けちゃうぅ〜♪」
戯れ合うようにパンティーを脱がし合う2人は、それに気づき一瞬止まった。

大志の制服のズボンがキリッとテントを張っていたのだ。

大志は、二人の視線が自身の股間に向いていると解ると手ですぐに隠しながら顔を赤面させた。
「ねえ、大志君。今から私たち二人でダンスを踊りながら脱ぐから大志君もズボンを脱いで行ってくれる。」
マリアはそう言うと、ターンしながら自らのパンティーを脱いでいった。
朱里も合わせるように身体を揺すりながら、全裸となった。

そんな2人に感化されたのか、大志もおずおずとではあるが、ベルトを外し、ファスナーに手をかけた。

色鮮やかパステルカラーのタータン・チェック柄のボクサー・パンツが、朱里の目に飛び込んで来た。
頑丈な腰の筋肉にピッタリとフィットした布の為に、あからさまに大志の男の形を露にしている。

その布を伸び広げる先端に、丸あるく染み出た露玉が輝いている。
そこにマリアはおもむろに指先を近づけ、ぐっとそれを拭うと、クルクルと回りながら朱里の鼻先に持って来る。

朱里は深呼吸するようにそれを嗅ぎとった。
若く新鮮な大志の匂いが鼻腔を貫き、朱里の五感は心ごと若い獲物の逸物に注がれていった。

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