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娼館
官能リレー小説 - 若奥さん

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娼館 17

「残念だは・・でも私はお金ないから・・」
朱里は朱君のペニ○を思い出しながら、ビキニパンツから浮き出たその形をじっと眺めた。

「私もオークションには参加しないは、参加したところで、お金持ちのおばさま達には叶う訳ないもの..」
マリアの言うことは最もだと思った。
彼女たちが身に着けている大きな宝石は、イミテーションな訳はないのだ。

「品評会までいいボーイが残っていればいいのだけど・・」
朱里はホールに残ったボーイ達を見回し、そんな心配が取り越し苦労だったと思い知った。
どのボーイたちも皆、朱君や翔と同じ様に、アイドル俳優かと思うほどのイケメンばかりで、その見事なモッコリは見応えがあるものだった。

ショーが終わり雲井リカがまた壇上に立った。
「さて、皆さん。オークションを始めたいと思います。古参のスタッフから始めますわね。」
スポットライトの光りがホールにいる1人のボーイを照らし出した。
古参とは言えども、その容姿は若い。
細いとは言え、鍛えられた筋肉が全身にはり付いている。

『リョウくぅ〜ん♪待ってましたぁ〜♪』
会場より黄色い声が上がり、拍手とともにリョウと呼ばれた青年が壇上に飛び乗った。

「はい皆様、この館オープン当初から在籍している唯一のボーイ、リョウ君です。
あらぁ〜、もう"クゥ〜ン"って言う歳ではないかしら?」
会場から笑い声が沸き上がる。

雲井リカは場を暖めたのを見計らって、リョウに向かい目を細め、合図を送る。
リョウはそれと同時に両足を肩幅ぐらいに開き、両手を頭の後ろに組んだ。

「さあ、よく御覧になって下さい、リョウの身体を。
身長178cm、体重62kg、胸囲87、ウェスト74、ヒップ89、
そしてお待ちかねのペ○スサイズは、平常時9.5cm、勃起時14.7cm、ペニ○周は 8.5cmとなっておりまぁ〜す」

朱里は壇上のリョウというボーイを眩しそうに眺めた。
オイルを塗っているのであろう、その全裸に近い身体は褐色に輝いている。
サイズが読み上げられ、皆の視線が股間に集まるのは分かったが、それが平均サイズよりも大きいのか小さいのか朱里には分からなかった。

「このサイズって、大きいの?・・」マリアに聞いたその声が、会場に響き、朱里はハッとした。

朱里に皆の視線が集まる。(ヤバ・・)脇から厭な汗が流れる。

「あら、帝屋朱理様。よかった壇上で確認なさって下さいな。」
雲井リカが朱里に向かい、ニッコリと微笑みかけてきた。

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