PiPi's World 投稿小説

娼館
官能リレー小説 - 若奥さん

の最初へ
 9
 11
の最後へ

娼館 11

「あら、朱君たらもう朱里さんをイカせようとさせるなんて珍しいわね。いつもは、濃厚な愛無でしっかりと女性をイカせて自分の物をいれるのにね。
今日は、珍しくあっさりイカせて、挿入するなんて何かあったのかしらもしかして、朱君をお気に入りにしている人が、朱里さんに嫉妬を起こさないようにする措置かしら。」
翔の横で愛無をしていた女性は、朱の行動を見ながらそう呟いた。
「奥さん。ここでそういった感情すらも快楽として扱う特異な場所ですよ。」

翔は、女性の股を手で往復させながら後ろにいる男性に目配りをした。
後ろの男性は、女性の耳たぶを甘噛みしながら形の良い尻を両手で鷲掴みした。
「あ〜ん。そうね。この館は、女性の悩みを解消させるために作った物だもの。当然、そう言った感情が渦巻くのも頷けるわ。」

言い終わると翔は、女性の口を自分の舌で塞ぎながら左右の手を太ももと胸を揉みだした。
「朱里さんも早く個々の空気に馴染むと良いですね。ここでは、自分の性癖を出したって誰も非難もしませんし、概ね受け入れる体質が有りますからね。」
朱里は、朱との行為で息を荒げながらも満足した顔をしていった。

放慢な肉体を持った女性の口に舌を差し入れながら、そんな朱里の表情を翔は遠くから盗み見ていた。
ここの娼館でボーイとして働く以上、どんな婦人に対しても最善のサービスを提供するのは言うまでもない。
しかし、ボーイとて感情を持った1人の男だった。
顔には出さないが、肥えた年輩の女性よりも、朱里のような張りのある肉体に引かれるは、男としては当然だった。
そしてそれは、朱が何時に無く早く、射精へと持っていこうとする姿が物語っていた。
朱は我慢できないのだ。
それほどに朱里という女性の中は、素晴らしいということは翔には容易に想像できた。


SNSでこの小説を紹介

若奥さんの他のリレー小説

こちらから小説を探す