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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 23

泣いても誰も慰めてくれる人はいない。こんな惨めな自分を誰にも見られたくなかった。もう一人で誰にも会わずにいたかった。何時間も挿入されたままだった蜜壷はまだ何かが入っているような異物感が残っていたが、こんな悲しい気分ではそれすらも煩わしい。暗くなるまで待とう。そして泣きはらした顔も見られないように帰ろう・・・


1時間程ひっそりとトイレの中で待ち、家へと帰り着いた。今夜は誰も帰らない。真っ暗な家の中へ入り、部屋の照明をつけた。パンティが気持ち悪い。着替えなきゃ・・・そう思ったところで、携帯に着信が入った。名前は・・・『幻』
震える手で携帯を手に取る。
「し・・・慎一さん・・・どうして・・・」
『どうして?私は舞さんを調教する立場ですよ。電話をかけるくらい当たり前にしますよ。そんな暗い声でどうしたんですか?多分時間的にそろそろ帰る頃かなと思ったんですけど、当たりました?』
優しい声に思わず本当のことを答えてしまう。
「今日はひとりなんです。家に誰もいないから・・・」
こんな事言ってはいけない。関わらないようにしないと、もう二度とこんな惨めな思いしたくない。
『うちもですよ。今日は誰もいないんです。今歩きながら電話してるんですけどね。着いた着いた。今舞さんの家の前に着きました。電気が点いてるってことは舞さんが家にいるのかな?良かったら開けてもらえませんか?家に誰もいないもの同士、仲良く食事でもどうですか?』
騙されちゃいけない・・・騙されちゃ・・・でもこんな悲しい気持ちの時にそんな優しい声をかけられたら・・・
「じゃ・・・じゃぁ・・・開けます」
鍵を開けると、そこにはにこやかに微笑む慎一さんが立っていた。こんな複雑な関係になる前の、家族ぐるみの付き合いだった頃のままの優しい笑顔の慎一さん。玄関を閉め、鍵をかけるなり私を優しく抱き寄せて来た。
「弘人に虐められたんですね。本人から直接聞きましたよ。つらかったですね、舞さん」
彼らがグルなのは分かってるはずなのに、今は慎一さんが愛おしくてたまらない。
「逝きたくて堪らないのに一生懸命我慢したんですね。貴女を虐めていいのは私だけですから、とても嬉しいですよ」
彼はファスナーを下ろし、巨根を取り出す。外に出した瞬間バチンッ!と音を立てて勢いよく直立する巨根を彼は握りしめ、私のスカートを捲り、パンティを下ろした・・・
「し・・・慎一さん・・・あの、これ・・・」
私をこんな厭らしい体にした張本人が、私の蜜壷に押し当てられている。
『舞さん、弘人のせいで逝きたくても逝けない苦しい思いをしたでしょう。私が代わりにいかせてあげますよ。勿論舞さんが望むならですけど・・・』
一度体を許し、痴態を見せつけてしまった彼になら心まで許せてしまう。玄関の上がり口で慎一さんにしがみつき、唇を重ねた。
「慎一さんに抱かれたいです。逝かせて下さい・・・ひっあああああっ!あっあっあっ!も、もう逝くうううううううっ!!」
お願いをしたと同時に蜜壷に一気に挿入され、ほんの数回腰を振られただけで痙攣して逝ってしまった。それでも一度行為を始めると彼は決してやめてくれない。
「ああっあっあっあっあっあっあっあっ!ひっひぃぃぃぃぃいいっ!!いきなりこんなっ!続けて逝っちゃうぅううっ!」

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