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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 116

お互い少しの間見つめ合った後、男性は私を抱き、私も無言で抱かれたまま浴室へ誘われ、ふたりでシャワーを浴びた。
『自分で洗えますから…そんなに気を使って頂かなくても大丈夫ですよ…』
「いえいえ、汚したのはこちらだから。ちゃんときれいにして差し上げないと」
『もう……んんっ……』
シャワーを直接ワレメに当てられ、再度オーガズムを与えられた。男性は先程と変わらないくらいいきり立っていたが、それ以上私を犯そうとはしなかった。
『あなたのセックス…とても凄かったです……その…また会ってくれますか?』
夫がいる身でありながらまた抱かれたい。そう思える相手だった。男性は優しく笑って言った。
「何度も言いますけど舞さんのファンですから。機会があれば必ず会いに来ます。こちらこそ、その時はまたよろしくお願いします」
裂けた舌を私の唇に侵入させ、優しく舌を犯すと、男性は帰っていった。ほぅっと上気した溜め息をつくと、玄関先でよろめき、尻餅をついてしまった。連日の激しいセックスと、過剰に与えられたオーガズムのせいだろう。
男性も帰り間際心配してくれていた。
「本当はもっと犯したかったんだけど、舞さんの疲労が激しいから手加減したよ。少しやつれて、目の下にクマできてるから。幸薄に見えるけど、そっちの方が心惹かれますよ。次は健康な身体で会いましょうね」
少し休もうか、いや、ベッドに入るとまた夕方まで寝てしまいそうだ。男性の心遣いも嬉しかったが(さんざん苛めてくれたけど)、休んでばかりいられない。冷蔵庫の中が空っぽなのだ。さすがに何日も主婦業をしないと二人に悪い。疲れた身体を奮い立たせ、買い物に行くことにした。

外は嵐だった。もう冬も間近だというのに、季節外れの豪雨と強風。出掛ける前には必ず天気予報をチェックするのが日課だったのに、疲弊した脳ではそんな単純なことさえ忘れてしまうのだ。
外に出た時が小雨だったので、薄手のコートと安物の傘しか装備しなかったのだ。町中までまだ道のりがあるところで急に風が強くなり、豪雨へと変わった。自宅との距離も中途半端だ。突然吹いた突風に傘を折られ、私は思わず目の前の公園にかけこみ、公衆トイレに入った。
ここなら何とか雨風は凌げる。横殴りの雨で濡れたコートを脱いでトイレのドアにかけ、ハンカチで拭いた。ひとまず雨が止むまではここにいよう。いや、これ以上身体を冷やさないようにタクシーを呼んで自宅に戻るべきか。いろいろ考えてはみたが、徐々に身体も冷え、思考が定まらない。寒さで震えながら湿ったコートを着ようとしていると、濡れた砂地を踏みしめる音が聞こえた。私以外にも雨宿りに来た人が?違う、急いでいる足音ではない。ゆっくりとした余裕のある感じ、でも何だかまるで、こちらの様子を窺っているような…。
連日の疲労なのか、それとも寒さのせいなのか、いずれにせよ油断していたのだ。こんな時にまで私を犯しに来ることはないと、私は無意識にタカを括っていたのだ。コートを再びドアにかけ、トイレから顔を出して外の様子を窺った。
『………嘘…どうして…』
外からこちらを見ていたのは、若い男性だった。でも顔は分からない、袋を被っていたからだ。背格好からして、昨日私のお尻を犯したあの…
『いや……今日はいや…』
硬直して動けない身体を男は抱き寄せ、トイレの中へと引きずり込んだ。狭いトイレの中で男はスカートとショーツを剥ぎ取り、壁に私の顔や胸を押し付け、肛門に舌をねじ込んだ。
『いやぁ!今日は許して……お願い…ひっ…お願いします…怖い…んんんっ…許して下さい…ごめんなさい…お願……んああああっ!もう感じてる!感じてるからぁ!分かるでしょ、許してぇぁぁあ!』
顔は見えないが被っている袋を口元まで露出し、私のお尻を責めている。悔しい、でも快感が私を従順にさせようと、支配しようとしている。抗えない。袋男は私を壁に押し付けたままローションを取り出し、肛門に塗った。
『いやぁんっ!それ塗らないでぇ!』
何とか必死に振り替えると、袋男は自身の亀頭にも同様にローションを塗りたくっていた。
『あ……ぁ…ひぃ…ぃや…やめて…ください…お願い…お願………い……うっ……んぐぅ……ぅあああああああああっ!』
立ったまま袋男に腸内を犯され始めた。あろうことか、そのまま後ろから膝を抱えて私を持ち上げると、袋男は公衆トイレの入り口から私を外に見える場所まで連れ出し、上の服まで脱がせてしまった。

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