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隣の若妻は女子高生
官能リレー小説 - 若奥さん

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隣の若妻は女子高生 3





うむ。どうするか。
目の前にある美香の躰を眺め、俺は腕を組んだ。完璧な処女である美香を墜とすにはまず始めに何をするべきか思案中なのだ。
ちなみに美香は先程の服を再び着させ、今は椅子に座らせ手足を拘束している。もちろん胸を強調させるため後ろ手に縛り、椅子の足に両足首を括り付けたため、身動きは全くとれない。
当の本人はふるふると躰を震わせ、目の前の俺を避けるように視線を落としている。
…くくく…よし、まずは……

「美香。俺はオマエを人目見たときからいつかこうしてヤりたいと思ってた。なぜだかわかるか?」
「………」
美香は躰を震わせるだけだ。まぁいい。ゆっくり調教していけばいい。
おもむろに近づき、顎を掴み正面から目を合わせる。
「美香。オマエの躰がこれ以上ないほど俺好みだったからだ。」
涙で濡れた大きな目を縁取る睫毛は天然のカール。きめ細かい肌も、しっとりと滑らかだ。
貪りつきたいのを堪え言葉を続ける。
「…それなのにだ、美香。そんな魅力的な躰に、オマエの旦那は指一本触れようとしない。」
優しくいたわるように指を頬に走らせる。一瞬躰がみじろぐ。
「いくら卒業してからといったって、夫婦なんだ。一つ屋根の下で暮らす男女が…なぁ美香?」
掌全体で優しく壊れ物を扱うように頬を撫でてやる。あらぬ方向を見ていた美香の瞳が徐々に俺の姿を映し出す。
「…なぁ美香?」
「………」
返事はしなくとも美香の方から視線を合わせてくる。それは俺の言葉を肯定する色が見える。
…いい調子だな。
「…なぁ美香。こんな可愛らしい奥さんをオマエの旦那様はなんて呼んでくれてるんだ?」
「………」
「“美香”ってちゃんと呼んでくれるよな?…それぐらいは当たり前だよな?…ん?」
触れていた顔が美香の意志で左右に振られる。なで続ける俺の手を振り払うわけではない。これは…
「…美香?」
優しく、甘く。名前を呼んでやると漸く口を開いた。
「…呼んでくれません。」
「…え?」
笑い出しそうになるのを必死に堪えながら、精一杯驚いた表情をつくってみせる。
「…あたしの名前呼んでくれたこと…無いんです。」
「…そうなのか…それはひどいな……」
「…い…いつも…“君”って……」
何かに気づいたように目を見開く。
「…一度も呼ばれたこと…ない」

くくく…やはりな。
俺は内心ほくそ笑んだ。

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