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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 90

和佳子・恵美子母娘を完全に手なずけるために数日を要し、僕自身もある意味普通の日常を取り戻したある日のお昼、オフィスで千秋と打ち合わせをしていると予期せぬ来客が訪れた。

「輔さんおひさ」

若原萌。
彼女の父親は坂東の父親と親友の間柄で、坂東たちも手出しせずやけに気に入られていた記憶がある。
それなのに僕にも仲良くしてきたし、不思議なキャラの美少女だった。

「ちーが頼るなら輔さんだと私は思ってた」
「萌が裏で動かなかったら私もここまではできなかったぞ」
不敵な笑みを浮かべあう千秋と萌。

要は坂東家の情報リーク先が彼女だったんだろう。
しかし、当時の立ち位置を考えれば坂東のした事を知ってる筈だから千秋とかと敵対していてもおかしくない。

「まあ、輔さんが私を疑うのも当たり前だ」

そう言った萌が服を脱ぎ出す。
当時から5本指の次点と言われてた瑠奈達と同じランクの美少女グループだった萌。
当時から大人びて綺麗な巨乳美少女だったが、それに磨きがかかってる。

その彼女が裸になった。
まるで爆乳グラドルのようなスタイル。
だか、その身に刻まれるタトゥーや乳首やラ◯アやクリ◯リスにピアスがされていた。

「私があのゴリバカに手を出されなかったのは・・・ゴリバカ親父のメスだったからさ」

つまり萌は、坂東の親父の愛人にされてたって事なのか・・・

「私はウチの糞親父に売られたのさ・・・まあ、2人の妹を守る為に仕方無かったんだけど・・・まあ、結局は無駄だったが」
「妹達もか!」
「ああ、姉妹揃って最終的にゴリバカ親父のメスさ」

「お前の親父さんは、坂東家と親しいって聞いたが?」
「糞親父が媚び売ってただけさ・・・私の母がゴリバカ親父の愛人で糞親父が媚びる為に孕んだ母を妻にしたって・・・中学上がった時すぐの初めて犯された日に聞いたのさ」
「じゃあ・・・お前の本当の親父って・・・」
「認めたくないが、そう言う事になる」

皮肉屋千秋と斜に構えて達観してた不思議な萌。
名前とは裏腹に萌え要素の無い変わり者的なポジションだった。
その態度が自分の出自やら立場やらに起因してたとか当時の僕には絶対分からなかった。

ただ萌と仲が良かったせいと萌の母が早くに亡くなっていたせいか、よく妹達の勉強の面倒とか見させられた覚えがある。
あれも、萌が坂東の親父の愛人だったからだろうか。
可愛らしい2人の妹も、僕が大学で一人暮らししてから会っていなかったが、高校の時ぐらいまではちょくちょく会っていた。
萌に似てどんどん可愛くなっていく彼女達も毒牙にかかったとは、やるせない気分になってきた。

「まあ、そんな愛人生活ももうすぐ終わり。ゴリバカ親父は集中治療室の中だし、糞親父は私たちのことを見捨ててるし、ゴリバカは男としてもう終了だしな」

萌がため息をついて薄ら笑う。

「もうあの一家の側にいても何もいいことないし、遥と歩も一緒に可愛がってもらえる場所はないかと思って…ね。輔さん、ちーと手組んでいろいろやってるって聞いてさ」

そんな口調はあの時のまま。
昔も綺麗なのに口調が悪くて変な子扱いだったが、そのままに成長したみたいな感じだ。

そんな萌が僕に近付いてくる。
マジマジと見ると素晴らしい身体だ。
元々そうだったがスタイルはモデル級。
女として長身の千秋ぐらいの背丈で、腰のくびれは千秋より細いのに胸や尻のボリュームは上。
陰毛は未来や千秋達と同じく脱毛され、替わりに淫紋ぽいタトゥーが刻まれているのも一緒。
ただ萌の豊乳の乳輪の下半分にも淫紋のようなタトゥーが刻まれていた。
それと半透明のクリスタルが付いた乳首ピアスと合わさって妖艶さが際立っていた。

「僕もアイツらと変わらない外道だけどいいかい?」
「ちーの顔見てたら分かるよ・・・輔さんに惚れ込んだメスの顔してる・・・そんな顔で居れるなら悪魔だろうが魂すら売るよ」

僕はそう言った萌を抱き寄せる。

「千秋も脱げよ、一緒に可愛がってやるよ」
「うん、嬉しい・・・」
「へぇ・・・ちーをここまで蕩けさせてるんだ・・・」

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