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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 79

思い返してみると、僕自身、あの頃は周りからあまり好かれない存在だったことはわかっていた。
未来や愛海曰く「イケメンだけど暗い」男だった。
趣味もどちらかというとオタク気質が強くて、群れにいるのを嫌う。
今も交流がある奴らは僕と同じように「変わり者」である人間がほとんどだ。その中の一人が宮田千秋である。

なので、坂東からはイジメられはしなかったけど取り巻きにも加えられないような存在。
成績は良かったから上野やあの当時の礼奈など教師にもとやかく言われることは少なかった。
未来たち女子と喋ることも少なかったが、そんな女子勢の親からもあまりいい目では見られてはいないことは察知していた。
(もっとも淡い恋心を抱いていたり、可愛くて巨乳の女子も多かったから妄想してオカズに使っていたというごく普通?の中学生男子としての側面もあったのだが)

当時、好感度は決して高く無かった僕。
愛海や千秋が当時から僕の事が好きとか、未来達も気にしてたとかが自分でも信じられない。
なのでまあ由香里のこの反応は当然だし、ホスト崩れの虜になりきっている華を正面からオトすとかは無理だとは思っていた。
故に今の進行はすずと奈美恵に任せていた。

その奈美恵が僕から離れて由香里の横に腰掛ける。

「ご主人様・・・これがユカの彼への忠誠の証ですわ」

そう言って由香里のスカートを捲る奈美恵。
一瞬身体を固くした由香里だったが、抵抗はしなかった。

見えたのはかなり派手な紫の下着。
それに下着から出てくる電気コード。

「こんな派手な下着でローター仕込んでお散歩・・・これも彼を喜ばせる為でしょ・・・」

微笑む奈美恵に由香里は若干顔を伏せながら吐き捨てるように言う。

「そうよ・・・所詮、私は汚れた女だから・・・」

ある意味目の敵にしていた男の前に痴態を晒しているのは屈辱的だろう。
そんな由香里に奈美恵は微笑む。

「ほら、見て・・・」

由香里の横に座る奈美恵と、僕の腕に絡みついているすずが同時にスカートを捲る。
彼女達はノーパンでバイブを咥え込んでいる。

「私もすずも坂東達に調教されて孕まされた淫乱メスブタだけど・・・ご主人様はそんな私達を子供達ごと引き取って可愛がってくれてるの」

凄く嬉しそうにそう言う奈美恵と同じく嬉しそうなすず。
その2人を驚いた顔で由香里が見ている。

「2人と子供達を引き取ったのは僕の為だ・・・2人はいい女だしね」

そこで僕は初めて喋った。
その僕を相変わらず警戒して見る由香里。

「僕の幸せと欲望と彼女達の幸せと欲望が重なり合ったから、彼女達を引き取った・・・佐藤さん家が今のままで幸せならそのままで構わない」
「まるで偽善者のような言い分ね」
「偽善者だよ、僕は・・・そんな偽善者に彼女達が満足してるならそれでいい」

堂々と返すと由香里が黙る。
そもそも僕は自分を善人とは思ってないし、彼女達を引き取ったのは身体目当てで間違い無い。

「ただ……佐藤さん…いや、華を、このままほったらかしにしておいたら、間違いなく…末路はお母さんでもわかりますよね?」
「それは…」
「同級生の一人として、仲間がそんな目に合うのは見たくないんです」
由香里は僕の言葉を黙って聞いて、視線を逸らせ俯く。

「おばさん、お願いです。華の目を覚まさせてください」
「すずちゃん…」

「二人共焦らないの」

熱い吐息と共に奈美恵がそんな風に微笑む。
よく見れば、自分に刺さったバイブをかき回していた。

「可愛がられて孕ませて貰ったオスに虜になったメスがどうなるのかすずも分かるでしょ?・・・そんな私達に必要なのは、言葉よりチ◯ポでしょ」

笑みと共にバイブをかき回す奈美恵。
僕も彼女の言わんとする事を理解して、すずの背後に回ると胸を揉みながらバイブでかき回す。

「ああん!ご主人さまぁ」

嬉しそうなすずの声。
僕は由香里に見せつけるようにすずを脱がせていく。

「すずは僕の為に調教されて孕まされた可愛い子だよ」
「んあぁ・・・もっと可愛がってぇ」

すずも絡みを由香里に見せる意図を理解している。
今までもこうやって絡みを見せていたからか、スムーズに僕に身を任せてくる。

「華ちゃんもユカとこうやって可愛がって貰ってたんでしょ?・・・私達も色んな男の人達に可愛がって貰って、今のご主人様に行き着いたわ」
「ナミちゃん・・・わ、私・・・」

由香里がモジモジしている。
僕は更に見せつけるようにすずを弄る。

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