他人のモノになった、あの娘 63
「孕ませる」
即答。
千秋が呆気に取られるぐらい即答した。
「ちょっとは悩んでくれよ」
千秋が溜息混じりに言うが、僕は千秋の脇腹にあるタトゥーに手を置く。
「俺は千秋をママにしてやりたい」
真顔で真っ直ぐ目を見て言うと、千秋が珍しく赤くなって目を逸らした。
「目を逸らすなよ」
「逆に恥ずかしいよ!そこまで思い切られると!」
思わずニヤニヤしてしまった。
いやあ、頭の回転の早い千秋を手玉に取ると楽しいものだ。
そのまま頬にキスすると、耳まで真っ赤になる。
そんな様子が楽しくてニヤニヤが止まらなくなっている。
暫く千秋をからかうようにイチャイチャしつつ風呂から上がる。
一人でも人生楽しんできたつもりだったが、何かこう言うみんなでキャアキャアする毎日もいいなと思ったのだ。
次の日、僕は未来をオフィスに連れて来ていた。
今日やる事は何時ものデイトレードとオフィス拡張の為の賃貸契約。
賃貸契約の方は初仕事として礼奈に頼めたので、僕は改装業者を探しながらデイトレードする事にした。
そして本題の未来を呼んだのは・・・
僕の仕事用デスクの椅子をソファー型にした。
つまり女の子を侍らせて仕事ができると言うパリピ仕様だ。
なので我らの誇る合法ロリツートップ・・・
未来と瑠奈を左右に侍らせる事にした。
そもそもこの2人、仕事の役には立たない。
お茶汲みか受け付けか電話番ぐらいだけど、受け付けや電話番は当面必要無いし・・・
お茶汲みもそこまで回数を必要としない。
だから、本当に愛玩要員だ。
と、言う事で全裸の2人が僕の左右に居る訳である。
「瑠奈、久しぶりよね」
「未来ちゃん久しぶりー・・・うわぁ、おっぱい凄い!」
そう言いながら未来の乳首ピアスを軽く引っ張る瑠奈。
未来の方はニコニコしながら手を瑠奈の股間に持っていく。
「瑠奈はすっかり女になっちゃって」
「んあっ!そりゃもうママなんだから!」
誰が相手でも絡んでいく未来。
何か流石だなと思ってしまう。
「メス奴隷同士でまた仲良くしましょうね」
「うん!メス奴隷同士だものね!」
未来と瑠奈がお互い笑い合う。
多少歪んでしまった部分はあれど、彼女たちの笑顔を見るのはいい。それまでが地獄のような日々だったのだから僕のもとで楽しくできれば良いと思う。それが僕の仕事をしていく原動力になってくれるのだから。
「ふふー、瑠奈可愛い」
「あふぅ、未来ちゃんソコだめぇ…」
ちょっと目を離したらさっきより濃厚に絡み出してしまった。
「2人ともほどほどにな…僕もリモートで会話することがあるから。それともうすぐランチの配達が来るよ」
この配達員というのが、昨夜千秋からお風呂の中で相談を受けた同級生のひとり、青山すず。瑠奈とは特に仲の良かった可愛い子だが、当然瑠奈も未来も彼女がやってくることは知らない。
すずも中学時代に坂東に犯された一人。
そして妊娠し出産。
高校にも行けず、身体を売って生活してたと言うパターン。
そして客の男と結婚して更に2人産むが、その旦那が所謂ヒモで働かずギャンブル三昧だったらしい。
だから彼女は夜の仕事から抜けれなかったらしい。
そんな旦那から千秋と愛海で引き離し、とりあえず愛海の動画撮影スタッフとして働かせていたみたいだ。
今回お昼の配達を頼んだのは、愛海がうちで作ったものなのだが、僕達に対する顔見せでもあるらしい。
勿論、すずもここで雇う事は決定だが、仕事は愛海の撮影スタッフのまま。
そこで僕は、拡張したオフィスの一角に撮影にも使えるキッチンを作ろうかと考え始めていた。
そして、礼奈からの内線で『お昼が届きました』と来た。
未来と瑠奈にはとりあえず服を着させて会議室スペースに行く事にした。
因みに会社に今の所制服は無いし、スーツ着用を義務化してないので2人はお揃いの合法ロリ感際立つワンピースを着せている。
程なくして会議室のドアをコンコンと叩く音がする。
どうぞ、と促してドアが開くとかつての同級生が顔を出す。
白いシャツに真っ赤なエプロンが可愛らしい。
「ランチをお届けにあがりました…………ってああああ!?」
黒髪ショートボブの美人さんが驚きの表情と共に入ってくる。
「うっそ、スー?どしたの!?」
「スーちゃん!?なんで?なんで?」