他人のモノになった、あの娘 52
「この見た目だからメイクしても子供っぽくて・・・夜のお店は面接で駄目だったり・・・いけてもお店に警察来たり・・・外で客取ろうとして補導されたり・・・だからお昼の仕事してたけど、中卒だから子供育てるのにキツくて・・・生活保護かなぁと思って千秋に相談してたんだ・・・」
それは不孝だなと思う。
確かに化粧なければ中学生に見える。
と言うか、中学時代から時が止まったように変わっていない。
未来も童顔たが、メイク次第で大人っぽくなるが、瑠奈に関してはどうやっても子供ぽさが勝つ。
僕は応接用に置いたソファーに深く座って大きく息を吐く。
「で・・・もう算段はついてるんだろ?千秋」
「ああ、ここの近くに住む場所は確保できてる・・・子供の学校関係の手続きも完了だ」
いい手際だ。
流石弁護士だけはある。
「仕事は半日・・・子供が帰ってくる時間までは勉強時間に当てて、大検といくつか資格取って貰う・・・それでいいか?」
「流石、大輔」
千秋相手なら話が早い。
礼奈みたいに戦力にはならないかもしれないが、養う余裕はある。
それだけ決めると僕は瑠奈の手を引いて膝の上に乗せる。
同級生を抱きしめてる感は無い。
本当に中学生女子を抱きしめてるような感じだ。
「大輔くん・・・」
「子供ごと養ってやる・・・僕のモノになるか?」
「本当にいいの?・・・」
少しホッとした表情で涙目。
幼いぐらいの童顔だから、それがいじらしい。
「勿論、大輔の性処理専用肉便器奴隷になって貰うからな」
「うん・・・勿論この身体で御奉仕するわ」
おいおいと千秋の言葉に突っ込むが、瑠奈は乗り気。
そのつもりで来てるんだろうが、余りにも表現があからさま過ぎる。
「悲惨な生活をしてるのは瑠奈だけじゃない・・・だから瑠奈が幸せにやってるのが分かれば大輔を頼ってくるのも増える・・・」
僕が坂東とは違うと言う事はすぐ理解して貰えると思うが、信用できるかは別だ。
千秋は瑠奈をそのリトマス試験紙にしたいと言う事なんだろう。
瑠奈がそんな僕の膝の上でスカートを捲る。
中学生が履いてそうな白と水色の縞パンだ。
「あの頃の木曽瑠奈をお相手する感じでやってもらえたらッてね」
「あの頃でも今でも犯罪臭しかしないよな」
「アイツらは…そんなのお構いなしに、私をいいように扱ってくれたわ」
また表情を曇らす瑠奈。
僕はそんな瑠奈を抱き寄せ、そっと唇を重ねた。
「こんな僕だけど、信用してくれる?」
「大輔くんだから……正直、あの頃から大輔くん、ちょっといいなぁ、って思ってたんだよ?」
そうニコニコと言う瑠奈に、千秋がニヤニヤしながら近付く。
こう言う顔の千秋は、昔から何か企んでいる時の顔だ。
「大輔・・・こんなナリでも瑠奈はメスだからね、ほれ」
グイッとセーラー服を捲り上げると、パンツと同じ縞の肩紐が無いブラ。
ストラップレスとか言うやつだった気がする。
そのブラの膨らみは小ぶりだけど、はっきりとおっぱいの形にはなっていた。
「リアル中坊だった頃はブラすら要らなかったサイズだったのにね」
「やだー・・・一応これで3人育てたんだからね!」
ブラの上から千秋がモミモミ。
小ぶりであれおっぱいはいいものだと何となく思う。
そんな瑠奈を良く見ると左胸の辺りにハート型のタトゥーや臍にピアスと、男に玩具にされた跡があった。
「セックスもヤリまくりで、大輔のチ◯ポでも全く問題無いよ」
「もう、千秋ったら!ムードとか無さすぎるよぉ!」
怒った口調だが笑顔そのもの。
童顔過ぎる瑠奈だけに、男に玩具にされた跡は痛ましく見えるが、中身は大人なんだろう。
悲惨な境遇なのに明るさは失っていない。
当時からその底抜けな明るさは変わってなさそうだが、今はちょっと無理してる感じもする。
性格はすごくいい子で、男女問わず仲良くしてた子だけど、それが故に坂東たちから狙われていた気がして…
股間はムクムクと膨らみつつあった。
「まっ、あとは2人に任せたらいいかな?」
千秋が部屋を出ようとする。