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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 39

だが、忘れようじゃなく嫌いになろうとした所が未練なんだろう。
つまりそうしないと、その男から離れて居られなかった訳だ。
確かに、ソイツは最低な男だし、離れて正解だ。
だが、そうやって無理矢理心を理性で押さえつけているのが、夢に繋がってるんだと思う。

「ソイツの名前は?」
「えっ・・・」
「言ってみな」
「相澤・・・駿・・・」

名前からしてイケメン。
その名を出して戸惑う千秋に僕はアソコを弄りながら言う。

「好きなんだろ?正直になっていいさ」
「そんなっ!私はっ、大輔の事がっ!」
「正直になりな・・・ソイツの子を望み、夢で抱かれて幸せなんだろ・・・僕はソイツが好きな千秋を愛してあげるから・・・言ってみな?」

あああと千秋が吐息を漏らす。
戸惑ってる、迷っている・・・

「ごめん・・・ごめん・・・」
「正直になりな」

涙声の千秋に優しく言う。
僕はソイツに感謝しかないし、千秋をくれてありがとうなのだ。

「ごめん・・・私・・・駿が・・・駿の事が・・・今でも・・・大好きなのっ!!」
「よく言えたね、偉いよ千秋」

褒めて頭を撫でてやると、エグエグと千秋は泣く。
そりゃそうだ。
ここまで千秋を綺麗に、最高の女にできた男を嫌いになれないだろう。

「それでいい、駿と一緒に僕も千秋を可愛がってあげるから」
「だいすけぇ・・・」

ベチャベチャに泣いてる千秋。
化粧が崩れかけて綺麗な顔が台無しだ。

「ごめんね、大輔・・・」
「謝るのは無しだ・・・駿にされて幸せだった事だけを思い出にして、いつまでも愛していていいさ」

抱きしめてポンポンと背中を叩いてやると、随分落ち着いて僕に甘えるように擦り付いてくる。

「うん・・・駿は、未来と上手く行ってないと私に相談と言う事で関わるようになって・・・そこから、優しくされて・・・」

思い出すように語る千秋。
表情は穏やかになっている。

「女として扱われるのが初めてで・・・君みたいな子だったら俺も自信が持てたのにって言われた時は有頂天になってしまって・・・そのまま自信が欲しいって抱かれた・・・初体験は痛くない所か快感で何度も意識が飛んで・・・」

思い出したのか表情が蕩ける千秋。
僕は千秋の頭を撫でてやる。

「そこからは求められるままに抱かれて・・・開発されて・・・駿の為に何でもできるようになっていった・・・」

それは未来からも聞いていた。
その時、未来は何を思ったかは分からないが、同時並行的に未来も調教されていたんだろう。

「駿の赤ちゃん妊娠した時は幸せの絶頂だった・・・当然産むつもりだったけど・・・産んだらお前を捨てるって言われて・・・」

千秋が脇腹にあるタトゥーの辺りを撫でる。

「俺の奴隷になるんだったら、いずれ産ませてやると言われて・・・悦んでそうなった・・・このタトゥーやピアスも、未来と一緒に調教されるのもその頃からだった」

悲惨な体験と言えるが、千秋の表情は穏やかだ。

「それだけされても・・・理性では最低の奴だと分かっていても・・・」
「愛してるんだろ、それでいい」

俺がそう言うとニッコリ笑う。
そんな千秋は魅力的だった。

「うん・・・私は、駿を愛してる」
「よく言った、可愛い千秋」

唇を合わせる。
寝取りでもあり寝取られでもあるなこれはと、それを楽しんでる僕がいた。

千秋を抱き寄せ、唇を啄みながらアソコを指先で弄ってやる。
チュプ、という水音を奏でながら指先を、さらに関節の奥まで、徐々に沈めていく。

「んあっ!……あああ…」
「千秋のオマ◯コは駿のことを考えててびしょ濡れなんだね」
「ちっ、ちが……ふああんっ、あふっ、んああんっ…い、今は、っ、大輔がっ…かふっ」

そんな千秋のオマ◯コに指を奥まで突っ込む。

「んぎいっ!!」

目を剥いて悶絶する千秋。
指でも届く千秋の一番奥、駿に徹底的にポルチオ調教された千秋の弱点。

「素直になりな・・・お前は友達としていいやつだが・・・僕の女でいたいなら、調教済みのメス豚で・・・駿のモノだって言うのを曝け出しな」

そう言いながらグリグリと奥を指で掻き回してやると、千秋は僕に身体を預けながらオウオウと悶絶し続ける。

そして一旦指を抜くと、そのまま床にへたり込む。
僕は千秋のワンピースを剥ぎ取って裸にさせた。

「それとも、僕の女になるのは止めて友達付き合いに戻る?」
「あああ・・・そんなぁ・・・」

出来ない、そんなの分かってる。
だけど僕は全てを曝け出した千秋が欲しい。
例え身も心も他の男のモノであっても。

「いいの?・・・私が駿のモノのままで?・・・」
「言ったろ?・・・千秋の事が大好きだから2人で可愛がってやるって」

僕の答えに恍惚とした笑みを千秋は浮かべる。
それは恍惚として淫蕩な笑みだった。

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