他人のモノになった、あの娘 29
普段味わえない快感、思う存分味わってイキまくってくれたらいい。
そう思いながら僕は一撃一撃を噛み締めるように礼奈の奥に向かって打ちつけていく。
「んあっ!あああっ、いいっ!いっ、イクぅっ!」
「思う存分イッたらいいさ」
「ああっ、大輔っ、ナカ、ナカにっ、全部、来てぇっ!」
「いくぞっ!孕めっ!」
妊娠するかどうかは別として、僕はそう言って最後の一突きを喰らわす。
「んひいっ!イクッ!イクッ!大輔のぉっ!孕みぃ汁でぇっ!イクのおぉぉっっ!!」
派手に叫ぶ礼奈の中に放出しながら押し潰す様に上に覆い被さる。
おっぱいを僕に掴まれたまま礼奈はベッドに突っ伏し、ビクンビクンと身を震わせたのだった。
そこから何戦か楽しんだ後・・・
僕と礼奈がセックスの余韻に浸っていると、寝室に入ってきた未来が僕の側に座る。
勿論、彼女も全裸だ。
「礼奈さん、楽しめた?」
「ええ、お気遣いありがとうね・・・そう言えば・・・」
未来とやり取りする礼奈が何かに言い淀んでいたが、暫くして意を決したように口を開く。
「前から聞こうと思ってたんだけど・・・何で上野なんかと結婚したの?」
「セックスの相性」
礼奈の質問に即答する未来。
デスヨネー的な表情ながら、礼奈の方は余り納得いかない表情だった。
「えー・・・確かにアレとのセックスは相当良かったけど・・・性格最悪じゃない?」
「うん・・・でも久しぶりにどハマりする相性だったから・・・千秋と一緒に可愛がって貰って幸せになれるかなぁって・・・」
「で、全力拒否されたのね」
「うん・・・何回か説得したんだけど、千秋が生理的に無理って・・・あんまりにも千秋が拒否するから私も冷めちゃったのよ」
成る程、それが上野との結婚と、今回の離婚の顛末だった訳だ。
僕の存在に関わらず、未来と千秋の間では離婚と言う話は進んでいたようだ。
だから、これだけスムーズだった訳だ。
「私もアレは無いわと思ったわ・・・最初の嫁だって中学生孕ませた訳だし」
礼奈の言葉と共にため息を漏らす。
「中学生って・・・」
「大輔の同級生の大槻絵梨香って子が上野の最初の嫁よ・・・まあ、坂東のお古なんだけどね」
通っていた中学校は1学年2クラス80人程だったし、同じ小学校からほぼ変わらないメンバーなぐらい田舎でもあったから隣のクラスの子すらよく知っている。
彼女は小学生のころから同じだった…同級生女子はとにかくレベルが高くてどの子も可愛い子揃いだったが、それ以外ではあまり目立たない子だったように思う。僕もあまり話した記憶がない。
「上野って、嗜好がその手の人だったのかな…」
「ソレはないんじゃないの?だったら私に手を出さないもの」
「やりたかったら所構わず手を出す人だったからね」
そんな田舎に突然転校してきたのが高峰ジュリアだった。
ハワイ生まれでテキサス育ち。高峰という苗字は母親の再婚相手らしいが…碧い瞳の美少女がやってきたときはクラス一同ビビっていたように思う……おそらく坂東を除いて。
「まあ、坂東も精力もテクもあったからねぇ・・・」
そんな風に言いながら昔を思い出すような表情を見せる礼奈。
その精力とテクでジュリアもモノにしたんだろう。
そんな話をしていると、礼奈が持ってきた鞄からタブレットを取り出す。
そしてタブレットを操作すると一枚の写真が表示された。
それは懐かしい中学校の体育館。
そこに冬服姿の女子が並んでいた。
全部で20人弱か・・・
中にはあの大槻絵梨香も含む同級生ばかりだ。
ここには千秋や愛海、それに五本指の子達はいない。
「卒業式の少し前に撮った写真よ・・・私が撮ったんだけどね」
その頃は礼奈は学校に居なかった筈。
と言う事は、この写真を撮らせたのは坂東か・・・
その予想通り、次の写真では同じ体育館で全員が全裸。
身体に卑猥な落書きをされた上で、全員が指でオマ◯コを開いてぎこちなく笑っている。
「この子達は坂東グループとかに犯された子達ね」
「この時点で半数近くが妊娠してたのよねぇ」
さっき大槻絵梨香が上野の子供を妊娠してたと聞いたが、それ以外でも10人ぐらい妊娠してたとは驚きだ。