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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 26

「さんはいらないわ、呼び捨てて頂戴」
「分かった、礼奈」

微笑む礼奈の腰を抱いて寝室に誘う。
そして寝室に入って、辺りを見渡した礼奈が吐息を漏らす。

「凄いわね・・・いくらお金をかけてるのかしら・・・」
「こんなのは節税対策の一環さ」

無駄に金をかけてるのも意味があるのだ。
使わなければ税金として持っていかれるだけなので、無駄でもお金は使うのがいいのだ。
そして不思議なもので、お金を使うとお金が更に稼げるのだ。

そんな話をしている間に、玲奈がブラウスとスカートを脱ぐ。
見事なスタイルは子持ちには見えない。
肌も白くて綺麗だし、何よりブラウスを大きく押し上げていた胸の膨らみは凄いの一言だ。

「綺麗だ・・・子持ちに見えないな」
「そりゃあ・・・体型整えたり、色素落としたり、妊娠線消したり・・・メンテナンスに費用かけているのよ」

成る程なと思った。
礼奈も三十代で、相当綺麗にしていないと客が取れないのかもしれない。
だからこそ僕の所に来て活路を見出そうとしたのかもしれない。

「綺麗だね」
「そう言ってもらえると嬉しいな」

礼奈は僕の目の前で跪くと両手を僕の腰に回してくる。
小さく礼奈に向かって頷くと、カチャカチャとベルトを外していく。
「生で頂戴ね」
「もちろん。だけど、僕とも出来ちゃって大丈夫?」
「大丈夫よ。一番上の子も凄くしっかりしてるし、未来ちゃんも千秋ちゃんも私以上に面倒見てくれそうだし」

そんな風に微笑む礼奈。
昔の面白みの無い彼女を知ってるだけに、凄いギャップを感じる。
まぁ、今の方が断然いい訳だが。

僕が脱ぐのに合わせて礼奈も下着を脱ぐ。
やや垂れ気味の大ぶりな乳は未来より大きいかもと言うサイズ。
乳頭が綺麗なのは、色素を落としたからのようだ。
これなら二十代と言っても通用するだろう。

下腹部はしっかりと濃いが整えられた陰毛。
タトゥーやピアスはしていなかった。

「店では25歳で通してるけどね」
「違和感は無いな・・・ただ、いつまでも25歳と言う訳にはいかないんじゃ?」
「だからみんな30前後になったら店を代わるのよ」

成る程と納得した。
同じ店で長く勤めると年齢と言うリスクが出ると言う事か。
店を代えて源氏名を変えてリセットとか、よくありそうだ。

とは言え、礼奈はまだまだ第一線でやれそうだが、本人には危機感があるんだろうと思う。
実際、お金を貯めたり資格を取ったりしてセカンドキャリアを考える子も少なくないんだろう。

「もうちょっと年齢層高めのお店、熟女とかって呼ばれるほどまで正直やりたくなかったし、一応大卒だから、何らかの資格持ってたらいいかなって思って…千秋ちゃんが水上くんを頼ったらいいって言ったから、完全に乗っかっちゃうみたいな感じになっちゃうけど…」
「構わないよ。僕のことも大輔、でいい」

「ごめんね、大輔」
「謝らなくていい」
どちらからでもなく、顔が近づく。そして唇が重なる。
唇を重ねながら、礼奈の乳房に手を伸ばした。

しっとりと柔らかい。
肌がきめ細かくて滑らかなせいか、柔らかさが際立ってるように感じた。
何かこれこそが大人のおっぱいと言った感じだ。

「このおっぱいで4人も育てたのか・・・」
「ふふふ、一番吸ってるのは弟なんだけどね」

微笑む表情が年上の優しさだ。
それと、弟の事を口に出すと表情が優しげになる。
本当に好きなのがよく分かった。

「逞しいのね」

僕が胸を揉むのに合わせるように、礼奈も僕の胸板を撫でる。

「ジムに通う費用は余りあるからだけさ」
「いい事ね、男らしいのは」

男君は当時かなり華奢だったし、半身不随なら以前と同じぐらい華奢なんだろう。
それを考えると少しやるせない気がする。

「逞しい男は好きよ」
「弟君以外は、だろ?」
「ふふ、その通りよ・・・あの子は特別なの」

その特別な愛する男の為に他人に抱かれる。
ある意味不条理ではあるが、だからと言って僕も礼奈も止める事は無い。
キスをしながら僕は礼奈をベッドにゆっくり押し倒す。

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