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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 21

「もしかして嫌な思いとかあったのか?」
「いや、そうじゃなくて・・・未来と住むのは嫌じゃないんたけど・・・肉欲まみれの生活になるからなぁ・・・」

溜息混じりの千秋に対して、ニコニコ顔の未来。

「私は千秋の事大好きだから、また一緒に住みたいんだけどなぁ」

そう言う未来が僕の肉棒から手を離して、千秋の胸を揉む。

「もしかしてそう言う関係だったのか?」
「高校時代から千秋とレズってたよ!」
「まあ、アイツが私を堕とす為に未来をけしかけたのが切っ掛けだけど・・・ある意味、未来に色々開発されたからなぁ」

性的な関係も含めて切っても切れない関係になったんだろう。
僕が千秋を抱いた時に未来が嬉しそうだったのは、そんな関係があっての事だったのかもしれない。

「だけど、未来の男の趣味は相当悪い・・・正直、上野とか生理的に無理だから」
「えー・・・セックスの相性良かったんだけどなー」

千秋のボヤきに未来の返し。
2人の関係が良すぎて、じゃれてるようにしか見えない。

「身体の相性とかチ〇ポの大きさとかより、人間的にどうかしてたわよ。40過ぎてもずっと親に依存してたじゃない。アレは男として失格」
「まあ、お義母さんとはうまくやれてたけどね、正直ちょっときつかった」
「アイツに比べたら大輔は、マシどころか喜んで付き合わせたかったわ。大輔の思いの強さにも感謝ね」
「まあ、一度諦めかけたけどな」

僕から見たら、千秋はいい女なのは当然、本音で語り合える友達のような側面も持っている。

「ホントは、大輔のことが好きだったのは薫だったのよ。その気持ちを伝える前に、坂東にマワされて、精神的におかしくなっちゃって、ね」
「私も薫の気持ちは知ってたから…」

2人から名前の出た笹島薫の事を思い出す。
少しどこか儚げな美少女。
抱きしめると折れてしまいそうな体格なのは、フィギュアスケートをしていたからだろう。
繊細で可憐なスタイルで、観客の心を締め付けるような演技だと聞いた気がする。
中学当時は深窓の令嬢と言った雰囲気の薫は、当時の僕が声をかけるのが憚られるような美少女だった覚えがある。

「そんな話を聞くと会いにくいなぁ」
「まぁ、いずれ整理がついたら未来も含めて会えばいいさ」

笹島薫も草野佑梨もいずれは会ってみたい。
だが、会うなら未来も含めて会いたい。

「川瀬やジュリアともじっくり話したいしな」
「そうだな・・・あの2人も同じ事を思ってるだろうしな」

川瀬真央や高峰ジュリアともじっくり話してみたい。
それと後、会いたい人が居る。

「石田先生とも会いたい」
「そうだな・・・今回の件で関わってるしね・・・後は愛海も」
「奴もそうなのか!」
「ああ、愛海は君達が思ってるのとは全く違うタイプだぞ」

ゴリゴリのギャルにして豊胸ビッチとか、いい噂を聞かない内藤愛海。
中学当時は何時も千秋と組んでた地味女と言う印象しかなかったし、悪評も噂程度にしか聞いて無かった。

「愛海は顔出ししてないが『おっぱいクッキング』で有名な動画配信者だぞ」
「そうなのか!・・・それのコラボで随分儲けさせて貰った覚えがあるぞ」

千秋の言うその配信者は登録者数が百万人越えとか言う人気で、おっぱいの露出が多い服で料理する動画を配信している。
おっぱいで再生数稼ぎしてると言われがちだが、作り方の解説がかなり分かりやすいのも人気の要因だろう。
それとファミレスがコラボした企画があって、僕はそのファミレスの株を買った所・・・
企画が大成功で株価が上がって大儲けさせて貰った覚えがあった。
そんな配信者が内藤愛海と聞いてビックリだった。

「世の中、意外と狭いな・・・」
「そうだね・・・狭くもあり、広くもあると思う」

千秋の言葉は哲学めいている。
そう言うのも嫌いじゃない。

「みんな集めて大輔を囲う会とかやりたいもんだな」
「この部屋ならできないこともないけど…」
「大輔くんならみんなまとめてできそうだしね!」
「おいおい、僕はそんな…」
「ふふ、未来と私に何回出してくれたかな…相当精力あると思うぞ?」

もちろんみな魅力的な女性たちだが、今はこの2人を幸せにすることが大事なんだから…
でもいつか、みんなが本当の笑顔を見せられて会える日が来るのを、楽しみにしていよう。

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