他人のモノになった、あの娘 19
「その欲望に正直になれば良いさ。良いオンナになったお前を抱いてその上孕ませられたらこっちも本望だ」
「言うようになったじゃないか、大輔…」
潤む瞳。そこから一筋の涙が流れる。昔じゃ絶対に見せない、見られないような千秋の表情に、こちらの股間も疼いてくる。
たまらず僕は強引に千秋を抱き寄せ、もう一度唇を奪った。
今度は長く深いキスで。
キスしなから千秋の見事な膨らみに手を伸ばす。
未来よりやや小ぶりと言っても世間的には巨乳。
感触は未来のしっとりとした柔らかさとは違い、手を弾いてくるような弾力感があった。
「素晴らしいな・・・千秋をここまで素晴らしい女にしてくれた奴に感謝だな」
「私は・・・彼を今も心から愛しているし・・・同時に心から憎んでいる・・・」
千秋が身を震わせながらそう言う。
2度も千秋を妊娠させ、堕胎をさせた男だ。
複雑な感情があって当然だろう。
そんな千秋の眼鏡を未来がヒョイと取る。
未来の方も折角着替えたのに、いつの間にか裸だ。
「綺麗だな・・・」
「でしょ!本当に千秋って美人だから!」
むしろ未来の方が自慢げにそう言う。
中学時代の千秋は嫌味ったらしい表情をいつも浮かべる地味子だった。
あえてそう言うメイクだったのか、同窓会でもその頃のイメージのままだった。
だか、今僕の目の前に居る千秋は、冷たい感じはあるが未来に勝るとも劣らない美女だった。
これも千秋と未来を調教した男がここまでしたんだろうと思う。
そこには感謝しかない。
千秋を優しくベッドに誘導する。
未来は僕らについて、空いたスペースにちょこんと座って僕らを見守る感じ。
千秋をベッドに寝かせてその上から覆い被さりキスと愛撫を繰り返す。優しく、とにかく優しく。
「大輔はアイツとは全然違う…けど、こういうのも、好きだな」
「きっと千秋も大輔くんにハマっちゃうよ」
未来のそんな言葉・・・
そうであってくれたらいいと思う。
「こうやって、2人で同じ男に愛されるって凄くいいわ」
「全く・・・いつの間にか腐れ縁になったわね・・・」
そう未来は言い、千秋の隣に寝そべりながら自分で胸と股間を弄り始める。
千秋の方はやや溜息混じりだ。
だが、身体の方は反応している。
僕が股間の方に手をやると、触りやすいように股を少し開く千秋。
グッショリと濡れた股間を触ると、身体をビクリと震わせた。
「ふふ・・・弁護士なってから男断ちしてたから、随分欲しがってるじゃない」
「未来と違って、私は節操があるからな」
未来に茶化されて返す言葉に若干苦しみが見える千秋。
未来の言う事が本当なら、相当焦れているのかもしれない。
「ふふっ、千秋も大輔くんの虜になっちゃえ」
「はは、できるものなら…」
千秋の視線はじっと僕を見ている。
もちろん僕は本気だ。本気で千秋を愛そうとしている。
千秋は言葉とは裏腹に余裕がないように見えた。
だったら、一気に行けばいい。
「欲しがってるよな。楽になりな」
「あっ、大輔、っ」
千秋の秘裂に肉棒の先端を押し当てる。その先端で軽く擦ってやる。