他人のモノになった、あの娘 18
「いやいや、邪魔しちゃ悪い・・・淫乱ビッチの未来さんはまだヤリ足らないだろ?」
未来の申し出に千秋は少し呆れ気味にそう言う。
「そりゃあ、ヤリ足らないけど・・・ちゃんとステイ出来るメス犬のつもりだけどね」
「全く信用できない言葉だな!」
鼻白んだ千秋がいくつか持ってきた紙袋の中から取り出したものを『ほら、生活必需品』と言いながら未来の露わになっている胸の谷間に押し込む。
それは所謂大人の玩具・・・
バイブレーターと言うやつだ。
「愛用品が太いからって気落ちしないでくれよ・・・これぐらいじゃないと満足できんビッチだからな」
「これもいいけど大丈夫・・・リアルオチ◯ポならサイズ無関係で好きだから」
千秋と未来の言葉はフォローなのか弁解なのか分からなくて思わず笑ってしまう。
「いいさ、いいさ・・・エロい未来は大歓迎だし、千秋が泊まるのも歓迎さ」
「泊まると・・・私が我慢できなくなる」
僕の言葉に溜息混じりに言葉を返す千秋。
その言葉には、彼女なりの未来への気遣いもあるんだろう。
そんな千秋にニヤニヤと笑う未来。
スッと千秋の後ろに回る。
そして、自然な動作で千秋のタイトスカートを落とした。
「こらっ!」
「ふふふ・・・やっぱり勝負下着じゃん」
タイツの下は黒い下着。
それが勝負下着なのかは知らないが、多分未来は付き合いが長いからそうなんだろう。
クイっとタイツまで下ろすと黒い下着が露わになる。
レースをふんだんにあしらった布地の少ない紐パンは、スーツ姿には似合わないものだ。
その紐パンの上から覗くのは、未来と同じようなデザインのタトゥーがあった。
その上、よく見ると臍にピアスまでしている。
「同じ男に調教された証ね」
何故か未来は嬉しそうに言う。
と言う事は、未来のタトゥーやピアスはその男に付けられたのかもしれない。
「ねえ、大輔くん・・・事務所開設費用と顧問弁護士契約、それに愛人契約費はまかなえる?」
「問題無いな」
未来の言葉に親指を立てる僕。
「おい、勝手に話を進めないでよ!」
「えー・・・千秋のオマ◯コはいいって言ってるのにー」
未来が千秋のパンツの中に手を潜らせると、千秋はビクンと身を震わせた。
こんなに余裕のない顔の千秋を見るのは初めてのような気がする。背後の未来はいかにも楽しそうな笑顔。
「濡れてるねぇ、千秋」
「馬鹿…大輔の目の前でそれを言うか普通」
「大輔くん、私と同様に千秋も目一杯可愛がってあげて。なんなら明日会う佑梨と薫も…」
「なんだ未来、2人に会う気満々じゃない。まあ肉便器同士だもんな…でもあの2人は高くつくぞ…」
僕はそこまで手を広げる気は今の所無い。
彼女達はそれぞれ自分の夢に向かって活動しているし、それを応援する事はあれど邪魔はしたくない。
それに先ずは未来、そして千秋・・・
彼女達が幸せになるのが先決だ。
「千秋を抱きたいがいいか?、未来」
「うん、むしろ一緒に可愛がられたい」
貞操観念壊れてるせいか、僕を縛り付ける気は未来に無いみたいだ。
逆に言えば未来も僕以外に股を開く事に躊躇が無いからなのかもしれない。
「いいのか?私は面倒な女だぞ・・・抱けばきっと君の子を欲しがる」
少し困った顔で千秋がそう言い、脇腹の悪趣味なタトゥーを撫でる。
彼女にとって2度の堕胎は相当大きいのだろう。
「じゃあ、養育費も追加で」
「よろこんで!」
未来の言葉に居酒屋の店員風に返す僕。
千秋は大きな溜息を吐くが、僕とやり取りしながらもブラウスのボタンを外す未来の動きには抵抗しない。
ボタンの外れたブラウスの間から黒いブラジャーと大ぶりの膨らみが覗く。
未来よりやや小ぶり程度だが、それでもかなり大きい。
着痩せするタイプなのか、意外な巨乳ぶりに驚いてしまった。
「千秋の方がどう見てもスタイルいいのよねぇ・・・」
「男の好みは断然未来なんだけどな」
やれやれと言った感じで言う千秋は自ら脱いでいく。
ブラを取ると妊娠経験あるだけに乳頭の色合いが濃い。
その濃い乳首に金色のリングピアスが飾られていた。
そしてやはり未来と同じく股間に陰毛は無い。
割れ目にピアスも未来と一緒だった。
「千秋・・・綺麗だな」
「徹底的に調教されて・・・多くの男を知った身体がこれさ・・・だから只のケガレだよ」
自嘲する千秋だが、僕は彼女が綺麗にしか見えない。
むしろ彼女の裸体に惹かれて興奮する自分がいた。
ゆっくり千秋を抱きしめキスをする。
うっとりとした千秋は女の顔をしていた。
「やっぱりダメだ・・・君の赤ちゃん欲しくて・・・子宮が疼いている・・・」
僕に絡みつきながら熱い吐息・・・
千秋の瞳の欲情の炎が狂おしげに揺れた。