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他人のモノになった、あの娘
官能リレー小説 - 若奥さん

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他人のモノになった、あの娘 156

そもそも僕が気持ち良くなるのが目的でないので、佳織をイカす為だけにガンガンと突く。
絶頂しても止まらないピストンに佳織もマジで泣きながら悶え狂う。

こうして3度4度と絶頂させ、グッタリした佳織。
対面座位の佳織を抱きしめた僕とはまだ繋がったままだ。
ただ僕が腰を止めた事でホッとしたのかすすり泣きになっていた。

そんな所でドアが開く。
背中越しで余裕の無い佳織は気付いた様子は無いが、僕はハッキリと見えている。
と言うか、僕が彼女達を呼んだのだ。

入って来たのは美緒と絵梨香。
全裸の2人が僕の左右に腰掛けた所で、ようやく佳織が気付く。

「ふふ、佳織ママ・・・ミィを連れてきたわよ」
「キャハハッ!ミィだよーっ!」

両方から伸びてくる無遠慮な手に巨大乳をギュッと掴まれてヒィと悲鳴を上げる佳織。
美緒と佳織はどうやっても感動の再会にはなり得ないと言うか、そう言うシチュエーションが無理な美緒の為にあえてこうしたのもある。
普通に再会させたら、息子との再会と同じ感じになる気がしたのだ。

「ママ…ミィもね、ママとおんなじ歳で、ベビちゃん授かってね、たくさんのベビちゃんと一緒でね。サイコーなんだよ」
「み、美緒…?」

美緒の手でむにっと爆乳を掴まれながら精一杯の声を上げる佳織。
いろいろと感情が入り混じって混乱している様子が僕にもわかる。

「これが今の美緒さ」

「ふふ、ママも、一緒に輔っちとハメハメして、いっぱいベビちゃん産もーねっ?」

そのまま美緒と絵梨香に弄り回されてまた絶叫する佳織。
こうして彼女もここの住人となったのだ。



佳織を迎え入れて暫く・・・
フィギュアの日本大会があった。

薫は2日目で最高得点を出したものの、僅差で3位。
首位はイヴァンカで、ロシア勢が一位二位を占める大会になった。
そして、薫の引退と言う事もあって、マスコミは連日大騒ぎになっていた。


「大変な騒ぎだよなぁ・・・」
「そうね、でもこれでいいの」

薫自体はあっさりとした表情だった。
人目を避けて僕の家まで来た薫・・・
ここに入ってしまえば、マスコミも追えないぐらいセキュリティはしっかりしてる。

「一部マスコミでは、体型の変化・・・つまり太ったから成績と体調維持できなくて引退に繋がったって書いてあるけど、半分は事実ね」

そう言う薫の体型はふっくらしていて胸も目立って大きく見える。

「引退の一番の理由は・・・コーチの子を妊娠したからなの」
「そっか・・・何となくそんな気はしてた」

何となくだが、そんな気はしていたのは事実だ。

「去年、ジュニアから上がってきたイヴァンカと本気でやりあって・・・今年はお互い良いパフォーマンス出せるって期待してたんだけど・・・セルゲイがね・・・」

セルゲイと言うのは、今の女子フィギュア界の名コーチと名高いセルゲイ・コシチェンコの事だ。
高校時代に低迷していた薫を見出し、世界チャンピオンに仕立て上げ・・・
彼女以外にもランキング上位選手を数多く輩出。
しかもその殆どが薫のように低迷して終わったかと思われる選手ばかりで、『再生屋』との異名も持っていたのだ。
そのコシチェンコがジュニアから手がけた一人がイヴァンカであり、もう既にコシチェンコの最高傑作とも言われていた。

「セルゲイはイヴァンカを活躍させる為に私が邪魔だって言ったの」

それが妊娠とどう繋がったのだろうか。

「私は負けるにせよ本気でぶつかって負けたいって思ったけど・・・セルゲイはそうじゃなかった・・・だから・・・」
「妊娠させて引退に追い込むって事か・・・」
「そうなれば私も諦めがつくしね」

長年一緒にやってきて、いざ最後、引退の時にそんな手の切り方アリかよと思うけど、薫の反応はあっさりしていて、未練なんてまったくないように見えた。薫がそれで良いなら、僕がとやかく言う事ではないだろう。

「それで、ね。大輔くんに相談というか、お願いというか、したいことがあって…」
「薫も、お腹の子も、僕に任せてくれたらいい。全部面倒見てあげるよ」

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