他人のモノになった、あの娘 154
そして、佳織の手を取り僕の肉棒を握らせる。
「ああっ・・・こんなのっ・・・凄いっ・・・」
戸惑いながらも握った手を離す事は無い。
まだ葛藤はあるし、気持ちも定まっていないが、それでも受け入れようとする気持ちは一応はある。
ただ、身体がそれについていってない。
チュパチュパとあえて大きめに音を立てて乳を吸いながら股間に指を這わす。
まだ濡れていないから、ほぐすようにゆっくりと慎重に動かしながら、乳の方は大胆かつ情熱的にチュパチュパと吸い続ける。
「んあっ、おっぱいっ、そんなにぃ、吸わないでぇっ・・・」
弱々しくそう言うが抵抗はしない。
しっかりと僕の肉棒を握ったまま悩ましげに身悶えしていた。
そうしていると、ようやく股間を弄る指に湿り気を感じるようになった。
これで第一段階は通過だ。
佳織は蕩けた顔で甘い吐息をあげ続ける。
指先で割れ目をこじ開けて、少し強めに掻き回してみる。
「んはああああっ……」
佳織から大きなため息が上がる。
これはいい傾向だと思う。
胸への愛撫とキスを繰り返して佳織の快感を高めていく。
美緒の母親だから肉欲はたっぷりありそうな気がしたのだが、佳織の反応は鈍い。
これはむしろその固定観念を捨てないといけないのかもしれない。
やはり、今の佳織に一番近い反応は愛海だ。
初体験からこんな感じで反応は鈍かったし、性欲も強く無い。
他の子ならついつい可愛がり過ぎて気絶するまでヤッてもケロリとしているが、愛海だとそこに行くまでに音を上げてしまう。
まあ、愛海を淫乱なメス豚にしたいとも思ってないし、今の愛海で僕は癒されてるから構わないけど・・・
佳織の方は問題だ。
佳織がそのままなら、女の子達の中でまた不和を起こしてしまう元になる。
そこが愛海と違う所だ。
その辺りは遥の件と同じだと思う。
なので執拗に乳と股間をじっくりと弄り回す。
佳織の方も小さな押し殺した声で喘ぎながらも、僕の肉棒から手は離さない。
そうしているうちに股間が潤っていき、陰毛にも湿り気が帯びてくる。
白くもっちりとした肌も桜色に染まり、息も少し荒くなってきた。
ここで一気に攻め立てるか、今の感じを維持するか、これが非常に悩ましいところである。
佳織も激しいのに行こうとしたところでコロリとイってしまいそうな気がしたからだ。
「んんっ、んうぅっ……もっと、してもいいですよ」
「大丈夫?無理しなくてもいいから」
そう声をかけながら様子を伺うと、少し焦れている雰囲気があった。
多分、身体が仕上がってきたからと言うのもあるが、ここまで執拗に愛撫された事が無いからかもしれない。
ならば、次の段階に進んでいいかもしれない。
「じゃあ・・・いくよ」
「・・・はい」
僕の言葉に一瞬間を置いて答えが返ってくる。
それでもしっかりした声だから覚悟はできているんだろう。
僕は佳織の脚を開いて、肉棒をゆっくりと挿入していく。
「んあぁ・・・太いぃっ・・・」
佳織は太く感じたみたいだが、僕からすると佳織の膣が狭く感じた。
使いこなされていない感と言うか、挿入慣れしてない感が凄くする膣だった。
7人産んだ美緒も結構いい締まりがあるから、もしかすると遺伝的に膣が狭いのかもしれない。
それか、最初こそ坂東の親父の巨根を突っ込まれて、その後に出産したものの、それから二十数年経て締まりが戻るぐらい使ってないのかもしれない。
どちらにせよこれだけ狭く締まるのは良い具合だった。